FMEAやFTAは何のために行うのでしょうか?設計ミスを減らすため?
それとも試作評価工数を減らすため?
FMEA/FTAについて、あらゆる切り口から正しい目的・活用方法を
体系的にまとめました。
★実例で習得するFMEA/設計ミス防止対策セミナー
【INDEX】
第一章 FMEAの位置づけと問題点
第二章 FMEAの実施手順
★FMEA(DRBFM)の正しい実施手順(4)FMEAレビューシート
★工程FMEAの正しい故障モードの定義と間違い事例
★工程FMEA(P-FMEA)の正しい実施手順(1)
★工程FMEA(P-FMEA)の正しい実施手順(2)
第三章 FTAの実施手順
第四章 市場におけるリスクと信頼性設計
【キーワード解説】
キーワード解説:FMEA(DRBFM)FTA/リスクアセスメント事例
近年、製品の市場でのトラブル、事故発生は、製造業にとって企業の存続が危ぶまれる
ほど大きなリスクをはらんでいます。
信頼性設計は製品の故障が少なければ良いというだけでなく、故障が発生したときに
どれだけ安全か?が問われる、安心安全に重点が置かれるようになって来ました。
FMEAやFTAは、このような顧客視点の設計や製造を行うため、想定外のトラブルも含め
市場で絶対にトラブルを流出させないための信頼性・安全性設計&解析ツールなのです。
リコールが頻発するのは、この信頼性・安全性設計が不十分、または解析が不十分で
あることを示しています。
企業は、ものづくりの前提として、信頼性+安全性重視の体制、設計手法、評価手法
市場品質のモニタ手法の導入とリスクマネジメントシステムの導入を進めて行くことが
求められています。
今までの技術者のスキルに依存した設計品質、発生したらフィードバックする実機による
評価テスト主体の信頼性評価は、見直しが必要です。
