2018年04月24日

4M管理のルールを体系化する:製造業の品質改善事例

4Mとは、MAN(人)MACHINE(機械)MATERIAL(材料)METHOD(方法)
のことで、製造工程を構成する主要な要素です。これにMESURMENT(測定)
を加えて、5Mと表現場合もあります。

多品種少量受注生産工場では、管理の主体は「4M変化点管理」です。
しかし、ISO9000の仕組みだけでは、体系的な「4M変化点管理」は不十分と
なっています。
多品種少量受注生産工場では不具合を未然に防止する品質管理の仕組みとして
4M変化点管理は最も重要な位置づけとなります。

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1.4M変動管理・変化点管理とは
4M変更管理は、その発生する性質によって大きく2種類に分かれます。
一つは、4Mの変化が予期しない時に突発的に発生する「4M変動発生時の管理」と
あらかじめ4M変更が予測される場合の「4M変更管理」です。

一方、ISO9000では「プロセスの監視・測定」を通じて得られた危険情報に
基づいて対策を講ずる、一種の「予防処置活動」を求めています。

2.4Ⅿ変更管理の体系化
4M変更管理の全体イメージを下図に示します。

体系的4M変更管理解説1012.jpg
生産が始まる前に、事前に未然防止対策を講ずるのが本来の「予防処置」です。
ところが、万全な予防策を講じたと思っても、不具合は発生します。

工程設計の不備、また様々な外部要因(設計変更、材料変更など)や、内部要因
(機械の故障ルール違反)などによって、決められた工程設計通りの作業が行え
ない状況が生じます。

そこで、日常管理の中で、4M(実際は5M)の「変化点」に注目した管理が必要に
なって来ます。

3.重要要因、重要特性の管理
重要要因として、5Mの管理手順、管理点を明確にし(QC工程図)実績を記録
します。同時に重要特性(QCD)の推移を記録し異常発生の有無の監視を行い
ます。
重要要因、重要特性管理.jpg

変化点の把握は、管理図・推移グラフでの異常や日常点検での異常、またいつも
と違うと感じる状況の把握などです。

4.先手管理とは
先手管理とは、不良が発生する前に異常状態(予兆)を検出して、先手対策を
講じます。管理図ににおいて、UCL/LCL(上限、下限の限界線)を設ける
のもそのためです。
更に、ヒヤリハット報告を基に、ヒューマンエラー予防評価シートを作成し
ヒューマンエラーを未然に防止する仕組みの構築も非常に有効な手段です。
工場品質管理の仕組み.jpg


ヒューマンエラー(ポカミス)対策解説書0916.jpg




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