ここでは、生産性向上(付加価値生産性向上)とはどのような取り組み
なのかを徹底的に解説します。
トヨタ生産方式とTOC理論を合わせて理解します。
現場管理者の視点から見たDXの進め方とは?トップ方針と現場の活動の融合
★技術者スキルアップ・事例セミナー(FMEA/品質作り込み)
★製造業の品質改善事例解説書シリーズ
【生産性向上とは】
【トヨタ生産方式】
1.七つのムダとは
2.ジャストイン・タイム生産工場を作る
3.トヨタ式品質管理
【TOC理論と生産性向上】
1.工場の生産性向上・リードタイム短縮の取組み
2.TOC(制約条件理論)に基づく生産性向上対策
★TOCでどれだけ利益を出せるか?
3.スループット会計
(赤字転落した工場の緊急対策とは?)
キーワード解説:中小企業のトヨタ生産方式の導入事例
トヨタ生産方式と言っても、その内容は幅広い。
一言でいうと、生産ラインのムダを徹底的に排除するために確立した生産方式
のことです。この中では7つのムダを排除するために「ジャストインタイム」
と「自働化」を2本柱として体系化された手法です。
トヨタ式生産が成立する為には、色々な前提条件があります。
代表的なものを上げると
● 生産の平準化(量の平準化、種類の平準化)が出来ていること
● 定量在庫を決めて管理することが出来ること
● ある程度の期間安定的に商品を製造出来ること
などが上げられます。しかし現実的には生産の平準化が出来る企業はあまり多
くなく、特に取引企業からの受注生産を行っている中小企業では、月次や週次
の生産変動に悩まされている企業がほとんどです。
しかし、中小企業においても、トヨタ生産方式の考え方を基に、生産効率化
品質改善のツールとして活用が可能です。
【キーワード】
★ポカヨケ【1】 ★自工程完結【1】
キーワード解説:TOC理論と生産性向上・リードタイム短縮対策
生産性とは「単位あたりの付加価値額」を意味します。付加価値額とは
売上金額から外部流出費用を引いた金額で表します。
「労働生産性」は社員一人当たり付加価値額を意味します。従って、単に生産
数量を増やしたり作業時間を短縮したりするのは「生産効率向上」であり
付加価値額が増えなければ「生産性向上」とは言いません。
付加価値額を増やすためには「売上額を増やすこと」と「外注費を減らすこと」
です。いづれにしても、それに見合う社内の生産能力は確保しておく必要が
あります。
【キーワード】