2019年09月30日

マネジメント3次元マトリクス法

企業活動などにおいてP(計画)D(実施)C(評価)A(改善)の4段階を
1サイクルとしてこれを繰り返すことで継続的な業務の改善を行う。




 ★生産性改善、日常業務改善手順を事例で習得するセミナー
 ★製造業の品質改善事例解説書シリーズ
 ★無料サービス

このことは納得感のある考え方であり、これをやろうとする企業は多いのですが
上手くいかないケースが多いのも事実です。上手くいかない原因はいろいろありま
すが、もっとも大きな原因はPDCAを回して業務改善を行うマネジャが「PDCAサイ
クルを回す」ということが頭でわかっていても、具体的にどのように考え、行動し
ていいかわかっていないのです。

<問題点>
PDCA(マネジメントサイクル)は、頭で理解していても、実際の業務に応用できて
いない。

では、「社内教育制度」を例に考えてみましょう。
社内教育を推進する部署では、教育メニューを準備し、社員を計画的に教育しなけ
ればなりません。
その場合、どのようにPDCAを使って行うのか詳しく説明します。
PDCAに、更に5W1Hを加えて、マトリクスで整理し、計画から実施までを行います。

1.教育計画を立案する(Plan)
(1)誰が誰に対して教育するか(Who)
(2)いつからいつまでどの間隔で教育するか(When)
(3)何を教育するか(What)
(4)何処で教育するか(Where)
(5)なぜ教育するか、目的は(Why)
(6)座学、OJT、offJTなどどの方法で教育するか(How)

教育計画について、上記のように5W1Hで整理してみます。
ポイントとなるのは、計画は短くとも半年、または1年のスパンで考えること、教
育の目的は、経営方針、経営目標を達成させるための人材を育成すること、です。

2.教育を実施する(Do)
(1)誰が誰に対して教育したか記録する(Who)
(2)いつからいつまでどの間隔で教育したか記録する(When)
(3)何を教育したか記録する(What)
(4)何処で教育したか記録する(Where)
(5)なぜ教育するか、目的を記録する(Why)
(6)座学、OJT、offJTなどどの方法で教育したか記録する(How)

 教育実施を推進すると共に、計画通り進んでいるかを確認し、実施内容を毎月
関係者へレポートします。教育実施後は、教育を受けた者に対して、簡単な理解
度試験を行います。

3.実施における問題の解決(Check/Action)
(1)教育を受けなかった社員はだれか(Who)
(2)教育実施が予定日にできなかったのはなぜか(When)
(3)なぜ教育内容を変更したのか(What)
(4)教育する場所が不適切だったのはなぜか(Where)
(5)なぜ教育するか、目的が不明確なのはなぜか(Why)
(6)なぜその方法はふさわしくないか(How)

 もし教育が計画通り進んでいない場合は、その原因をしらべ、遅れを取り戻す、
教育内容を変更する等、問題を回避する方策を講じます。また必要に応じて、計
画全体を見直しします。この内容も毎月のレポートに入れます。

TOOL20_20001.jpg

このように、PDCAの各要素を5W1Hを用いて整理することにより各ステップをどの
ように進めたらいいか、理解できると思います。そして、職場の管理者は、日々の
仕事をこなす側ら、中期、長期で解決しなければならない問題、課題について、こ
のPDCA/5W1Hの二次元マトリクスを用いて解決して行きます。

4.マネジメント3次元マトリクス
1項~3項のPDCA/5W1Hの二次元マトリクスを理解し実行できたら、今度は
4M(工場業務の分類)に当てはめてみます。

(1)MAN
  人事制度、給与制度、教育制度等を対象にPDCA/5W1Hの二次元マトリクスで
  マネジメント(計画~実施)を行う。
(2)MACHNE
  設備導入、日常管理、点検修理、稼働率の管理等を対象にPDCA/5W1Hの二次
  元マトリクスでマネジメントを行う。
(3)MATERIAL
  材料、部品の発注、ロット管理、在庫管理等を対象にPDCA/5W1Hの二次元
  マトリクスでマネジメントを行う。
(4)METHOD
  作業標準、業務マニュアル、基準類等を対象にPDCA/5W1Hの二次元マトリ
  クスでマネジメントを行う。

マネジメントをPDCA/5W1H/4Mの3次元で考え、実行することによって、問題や
課題が整理され、漏れのない管理を行うことができます。

この考え方を、社内の仕組みや、会議議事録などの書式フォーマット化し、社員に
定着させていくことで、人材の育成、組織のレベルアップにつながっていくことが
期待できます。

posted by k_hamada at 03:37| ★品質管理の基本と日常業務 | 更新情報をチェックする
 ★無料:品質管理書式フォームお申し込み ★無料:ネット相談フォーム

2020年4月1日から「時間外労働(残業)の上限規制始まる!
★★★若手中核人材を鍛える工場の業務改革プログラム★★★
★詳しくはこちら

gd06.jpg
Step1:残業が多い原因を分析しよう
Step2:残業削減の具体的な方法を考えよう
Step3:しくみの定着を図ろう

2020年 セミナー開催予定(東京/大阪/名古屋/群馬)
会員割引特典があります。受講料15,000円 → 10,000円(税込み)会員登録は<こちらから
新型コロナウイルス感染防止のため参加者人数を10名以下とし
濃厚接触を避ける対策を実施します。
2020年7月予定:大阪 9:30~16:30

 FMEA(DRBFM)/FTA実践コース
 設計FMEA/工程FMEAにおける潜在不良流出防止

 ★2017年に発生した新幹線のぞみの台車亀裂事故の原因は何だったのでしょうか?
  直接の原因は、台車製造メーカーの製造ミスによるものですが、FMEAを
  正しく実施していれば防ぐことが可能だったでしょうか?
   ・安全性設計の考え方が末端の作業者に伝わらなかった
   ・現場監督者が、現場や製品をよく確認しなかった
   ・指示書通りに溶接を行おうとしたがうまくできなかった
  様々な現場の問題が浮かびあがってきますが、設計には全く問題はなかった
  のでしょうか?皆さんと一緒に検証してみたいと思います。
(今後の開催予定)
◆2020年8月予定 愛知県産業労働センター
◆2020年9月予定 東京都北とぴあ
2020年4月24日(金)名古屋市愛知県産業労働センター1601会議室 9:30~16:30
2020年6月24日(水)東京北区北とぴあ806会議室

 不良品を流出させない品質対策!
 全数検査による不良流出防止
   ヒューマンエラー再発防止・予防対策

★セミナー4つのテーマ
 ①再発防止手順:「なぜなぜ2段階法」による再発防止対策(ルールの見直しと定着)
 ②全数検査の見逃しゼロ対策:周辺視検査法、画像検査機導入手順
 ③ヒューマンエラー予防策:ルール順守とは?異常に気づく、コミュニケーション
 ④IT・AI技術導入:ヘッドマウントディスプレイ(HMD)AI検査機導入ステップなど
2020年5月29日(金)群馬県太田市新田文化会館会議室1 9:30~16:30

 小ロット受注生産工場の
   実践的!生産現場の課題達成・問題解決手法!

1.現場の3悪(リードタイム・在庫・不良)はなぜ放置されているのか?
2.若手・中堅社員の「プロ人材」としての「現場改善力」を徹底的に鍛える!
中小製造業の生き残り策はただ一つ!
 固有技術を磨き、ニッチな市場でオンリーワンの地位を確立すること。
 それにはまず、身近な課題を解決する改善力を身に着けることから始める。

  ★お支払いは、Paypalまたはクレジットカード、銀行振り込みで!
  会員入会(無料)で、30%割引特典!
  ★購入お申し込みは <こちら>
  検査合格品が市場でクレームとなる、客先で不具合が発見されるなど、品質問題に
  悩まされている工場では、一体何が課題となっているでしょうか?時代は変化しています。
  これからの品質管理のポイントを徹底的に解説!

   2020 新品質管理の基礎講座.jpg