コストと品質のトレードオフをどう解決するか?10の品質確保のために10のコストが必要では利益は出ない

加工精度などの品質とコストは基本的に、トレードオフの関係にあります。
それらを、いかに高い品質レベルで価格を低くバランスさせるかが、企業の
競争力向上へとつながります。

  現場管理者の視点から見た生産性向上の進め方とは?
  トップ方針と現場の活動の融合を図る


  ★技術者スキルアップ・事例セミナー(FMEA/品質作り込み)
  ★製造業の品質改善事例解説書シリーズ


10の品質を10のコストで実現できる企業よりも、10の品質を5のコストで実現
できる企業や20の品質を10のコストで実現できる企業の方が競争力が高いと
いえるでしょう。

では、5の品質を5のコストで実現できるB社は競争力が高いのでしょうか。

もちろん、これは一概には言えません。市場が10の品質を求めているならば5の
品質では競争相手にはなりません。しかし、市場のニーズが5の品質であった場合
10の品質の企業がその品質をどれだけのコストで提供できるかが勝負の分かれ目
になってきます。

それは5の品質だからと言って5のコストで実現できるとは限らないからです。
7や8のコストでは負けてしまいます。その意味で品質とコストは、単純な比例関係
になることはなかなかありません。
c2a21dbe801487922a3f1ebe71886845-1024x541.png

日本メーカーが海外、特に新興国のメーカーと競争するためには、品質とコストの
バランスをどう実現するかが今後、ますます重要になってきます。単に低コスト化
を図ったり、また単に高品質を追求するだけでは競争に負けてしまいます。

受注生産企業の場合、顧客から求められるのはまず、価格です。
品質トラブルを起こさない、納期を守る、これは当たり前のことであり、その前提
で、より安いメーカーへ発注することになります。

メーカーとしては、いくら安く受注しようが、儲けを出さなければ経営は成り立ち
ません。そこで注目されるのが「スループット(付加価値生産性)」です。
TOC_制約条件理論.jpg
「生産性」とは、投入資源と産出の比率です。

投入した資源に対して産出の割合が大きいほど、生産性が高いということになり
ます。つまり労働生産性とは「産出(労働の成果)」を「労働量(投入量)」で
割ったもの、言い換えれば「労働者1人あたりが生み出す成果」あるいは「労働者
1時間で生み出す成果」の指標です。

ですから、ムダや不良は極力なくす必要があり、更に従業員が少なくても生産高
を高く保てる工場が「生産性」が高い工場と言えます。

製造業は、生産性をいかに高めるのかが、究極の目的と言えます。
その中に当然、品質の改善も含まれます。

単に、検査をなくす、是正をして不良率を下げるという考え方ではなく「生産性」
を向上させるのはどうするかを考えるべきと思います。

募集中のセミナー一覧です。 
無料】オンライン講座
有料】オンライン講座
工場技術者スキルアップ研修
【2026年1月~8月:毎月開催】
 生成AI・デジタル技術を駆使!ベテランの
 経験をフル活用した実践型品質管理手法
生成AI×RAG組込み型品質管理
【2026年5月~6月:6回シリーズ】
 日本初!生成AIをフル活用 職場の問題解決!
 ベテランの暗黙知を若手社員に伝える手法
電子データ版の製造業の現場ですぐ役立つ実務マニュアルシリーズです。
濱田式AI品質スタンダード6ステップマニュアル
(現場の新人~ベテランまで、自分でAIを使い改善を回し始める)
詳細・お申込み
Step1
・失敗しない新人教育,行動と心構え
・不良/異常・予兆の違いとAI
Step2
・AIと会話形式でなぜなぜ分析
Step3
・QC手法による分析はAIが行う
・勘と経験の判断をAIでデータ化
・QCストーリー要因解析をAIで
Step4
・過去トラ対策書を知恵袋にする
・氷山モデルで要因の深掘り
・PM分析・不良原因マップ本質対策
Step5
・形骸化したFMEAが蘇る
・下流(製造)~上流(設計)知のループ
Step6
・過去トラ・暗黙知を全社資産に
・Aさんが辞めても現場は動く
製造業の手順書シリーズ
(実務主体の管理ツール、デジタル化手順)
Proマニュアルシリーズ
(品質管理の普遍的な基本を理解する)






 
20211018_142638-removebg-preview.png
 合同会社高崎ものづくり技術研究所代表の濱田です。
 日本が誇るものづくり技術にもっと磨きを掛けよう!!

 設計、製造、品質管理、海外工場管理などの実務経験45年
 製造業のあらゆる業務に精通!講演テーマも下記の通り
 多岐にわたります。  ★講演(セミナー)のご依頼は<こちらから
0524_2.jpg

 <講演・セミナーテーマ> 事例を豊富に紹介、すぐ使える実践的内容で好評を得ています。
 品質管理基礎・実践/ヒューマンエラー予防/QC七つ道具・QCストーリー
 トヨタ生産方式/TOC理論/DBR理論/スループット会計/FMEA・FTA/トヨタ式DRBFM
 実験計画法/なぜなぜ分析/4M管理/QC工程図作成/統計解析
 階層別教育/事業計画書・業務計画作成/DXの進め方/製造業のマーケティング(BtoB)
 仕事を楽しくする生き方とは?
  <プロフィル詳細  <ご挨拶