【解説記事】
第一章 今までのQCサークル活動の問題点
第二章 新しい攻めのQCサークル活動の提案
【キーワード解説】
★工場の3つの改善活動形態【1】 ★改善活動の停滞する理由【1】
★PDCAサイクル【1】
キーワード解説:QCサークル活動の進め方事例
QCサークル活動(小集団活動)とは一体どのような活動を指すでしょうか?
特に中小企業にとって今後の生き残りの手段として、現場の活性化、自主的な
改善を期待する経営者は多いと思います。
ただ、現場の主体性に期待するだけでは、改善活動は盛り上がりません。
活動の停滞、形骸化の主な原因は、経営者と管理者にあると言えます。
企業として、3年後、5年後にこうありたい、この目標に到達したいという
方向性が明確になっていなければ、問題意識も各部署、各社員バラバラで
り、結局のところ「整理整頓」や小手先の改善でお茶を濁すことになって
しまいます。
まず経営者は会社全体の方向性を示し、そのうえでそれに向って、各職場で
または各個人で何をしなければならないかをよく考えさせて、それを改善活動
に結び付けて行くように仕向けることが重要となります。