2019年06月27日

製造業 市場品質問題と品質管理のレベル:製造業のクレーム対策の進め方事例

製造業に限らずデータ改ざん、ねつ造に代表される品質問題に関するニュース
が最近大きく報道されています。
そのほかにも自動車のリコール、食品の異物混入で操業停止など、経営を
揺るがしかねない問題は枚挙にいとまがありません。



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なぜ、品質問題が多発するのか?
消費者が敏感に反応するようになったことも否定できませんが、国内市場の
縮小、海外シフトにより、日本の工場の現場力が低下してきていることも
大きな要因と考えられます。

ものづくりにおける「品質をどうやって作り込むか?」という品質管理の
基本が形だけになり、作り込のレベルが消費者の要求に沿っていない、また
むしろレベル低下しているとさえ思えます。

7つのステップ.jpg

このように、日本の企業の品質管理は今、危機的な状況にあると言えます。
ISO9000などの品質管理システムを取得しても形式的な運用に終始し、また
かつて活発に実施されていたQCサークル活動も下火となって、QC七つ道具も
ろくに知らない若手社員が増えてきています。

品質工学をはじめとして、FMRA、品質機能展開などの品質管理技法解説や
セミナーも盛んに行われてはいますが、それらを工場の品質管理の仕組みの
どこに、どのように落とし込んで使っていくかの管理技術の検討が欠如して
いては実務への応用が利きません。

一方で、国産初のジェット旅客機MRJや、国産ロケットH2Aロケットを支える
高精度な部品は、数十人規模ではあるが、高い技術力を持った中小企業が担当
していると言う事実があります。

この相反する事実をどう捉えたらいいか?
つまり匠の技術力(固有技術)は高いが、管理技術力(マネジメント)は
低いことを物語っています。品質とは、実はこの固有技術と管理技術のバランス
の上に成り立っているのです。

例えば、ものづくり工程の「品質作り込みポイント」を規定しているQC工程図
にものづくりを規定する管理の方法が適切に明記されていない、極端な場合QC
工程図は形ばかりで、存在していないと同じと言うあきれた状態が平然と成り
立っている工場も見受けられます。

一方、ロケットやジェット機の部品は、熟練者が一個一個を手作りで加工し
品質の高い部品を作り上げるのは、いわば「刀鍛冶の刀匠」と同じ職人技の
成せる技なのです。そこには、QC工程図は存在せず、体に染みついた熟練
技能によって、ものづくりが支えられています。

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優れた品質の製品を作り出すことと、品質管理が優れていることとは必ずしも
同じでは無いことを良く理解する必要があります。

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