2018年05月01日

QCサークル活動とは?製造業の品質管理 改善の進め方事例

QCサークル活動は、職場内の小グループで品質管理活動を自発的に行う活動
である。
全社的品質管理活動(TQM)の一環として自己啓発、相互啓発を行い、QC手法
を活用して職場の改善を継続的に全員参加で行うものである。
(TQC用語辞典に基づく解説)


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実際の活動は一般的に様々な問題を抱えている
 ・年に1,2回の発表会が開催され、発表のために行う活動として定着
 ・発表会では、より効果が高いテーマが表彰されるので、挑戦的なテーマを
  選ぶが、途中で挫折するケースが多い
 ・自主活動だから管理職はほとんど干渉しない
 ・発表のための活動となっており、日常業務と別に、QCストーリーに合わせ
  た別建ての活動となっている
 ・従って、本来の業務である職場の改善がおろそかになっている 

疑問を持ちながらもこのようなQCサークル活動を継続させている企業も多い。
しかし、本当にこのような活動は継続させるべきなのだろうか?

そこでQCサークル活動の本来の目的はなにか?
また、正しいQCサークル活動のあり方はどうあるべきか?
QC1.jpg
図で示した通り、日常管理の中で、異常を発見したら、その都度その要因を
突き止め、対策することで不良は発生しなくなる。
異常を早期に発見し、対策に結び付けていくには、日常業務の中に、改善活動
が定着していなければ実現できない。

この活動こそが、身近な問題に取り組む、小集団活動であり、QCサークル
活動の正しい姿ではないだろうか?

多品種少量、受注生産で忙しい状態が常態化している工場では、生産性は
向上しておらず、一人当たり売上高は伸び悩んでいる。
そんな中で、業務とは別にテーマを設定して、QCストーリー作りに専念する
小集団活動にどんな効果が期待できるだろうか?

QCサークル活動が活発になった1980年代の頃は、だれもQCストーリーやQC
七つ道具のことは知らなかった。各企業では、統計的品質管理、TQCなども
含め、積極的に「品質管理手法」の導入を進めた結果、QCストーリーによる
QCサークル活動が一斉に広まった。
導入当初は、品質管理手法を学ぶという点で一定の効果が上がり、世界から
「日本品質」と言われるようになった。

しかし、時代は変わり、企業は生き残りのために、生産性向上、価格低減
など厳しく求められるようになった。そこで、小集団活動に求められる内容
も、より現実的な活動に変えて行く必要がある。

先人の知恵は素晴らしいが、果たして時代が変化し、顧客要求も厳しさが
増している中で、それが本当に今でも通用する正しい方法なのだろうか?
品質管理を正しく行くためには、用語や手法・技法の本質を正しく理解
した上で、使わなければならない。

品質管理手法の間違った運用は、効果が得られないどころか、形骸化し、
実際の業務に於いても虚偽の報告やデーターのねつ造問題に発展し、企業
の信頼を失墜しかねない。

目的と効果を正しく理解し、何事にも限界があることも見極めながら行動
する姿勢が重要なのである。

posted by k_hamada at 00:00| ■品質管理用語(キーワード)解説 | 更新情報をチェックする

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