2018年05月01日

もぐら叩きとは? 製造業の品質管理 改善の進め方事例

品質では世界一と言われていた日本の品質管理の手法は「カイゼン」である。
しかし、実はその中身は目の前に現れた問題を次々と潰す「もぐらたたき」
にすぎなかった。

「もぐらたたき」の意味は正しく理解されているだろうか?
品質管理を正しく行くためには、用語や手法・技法の本質を正しく理解
した上で、使わなければならない。
もぐらたたき2.jpg
問題が発覚してから、「徹底して調査し再発防止策を講じます。」と頭を
下げる企業トップの会見を良く目にするが、「再発防止策」とは何だろうか?
「もぐらたたき」と何が異なるだろうか?

●もぐらたたき(狭義のモグラたたき
思い付きやカンに頼った対策、個人のミスで済ませてしまう対策のこと。
これではまた、すぐに問題は再発する。

●因果関係の究明と対策(実はこれもモグラたたき?
発生したその個別な問題を徹底的に調べ因果関係を究明し、原因を取り除く対策
のこと。
三現主義(現場、現物、現実)、データに基づいて、なぜ発生したのかを論理的
に解明する。そのためにはプロの知見が必要。その固有な問題は「再発防止」が
図られるが、類似の問題がまた発生する可能性がある。
これは従来から行われてる「カイゼン活動」として位置づけられているが、実は
発生した不具合を後追い対策する「モグラたたき」に過ぎない。

●しくみの欠陥の解明と対策
その固有の問題が、なぜ防げなかったのか?なぜ予防できなかったのかを管理の
しくみのまずさと捉え対策する。
類似の問題の発生を防ぐには、「予防策」を講じなければならない。その内容は
現場の日常管理のしくみの見直し、人事制度の見直し、組織の見直し、または
新たな設備の導入等も対策の対象と考え、工場全体をカバーする汎用性を持たせる
事がポイントとなる。

この活動は発生し得る問題を事前に洗い出して対策する真のカイゼン活動と言える。
品質管理は、モグラたたき(守りの)体制から、予測して対策する(攻めの)体制
へ脱皮する必要がある。

工場で、建前だけになっている様々な活動は、その活動の正しい姿の追求が
おろそかになっており、全く効果が得られないばかりか、返ってムダな時間
や費用を費やしているケースが多い。

品質管理の目的と、手法の効用と限界を正しく理解すること
それを見極めながら行動する姿勢が重要なのだ。


posted by k_hamada at 00:00| ■品質管理用語(キーワード)解説 | 更新情報をチェックする
 ★無料書式フォーマット
  工場ですぐ使える品質管理書式雛形、フォーマット、マニュアル

 ★無料ネット相談
  無料で質問、問い合わせなどメール、電話でお答えします。

 ★無料メールマガジン <毎週配信>
   5分で頭に入れて、その日に実践できる品質管理の常識!!
   配信希望は無料会員登録で!<こちらから  ◆◆過去の配信記事◆◆

2019年 セミナー開催予定(東京/大阪/群馬)
9月27日(金)大阪市産業創造館
(計画中)
(計画中)
(計画中)
(計画中)

音声解説付きテキスト 社内教育用に最適! 
 現場ですぐ使える!(6000円 送料込み:会員割引特典あり)

   ★お申し込みは <こちらから
FMEA DVD講座.jpg モグラたたき.JPG
  ★お支払いは、Paypalまたはクレジットカード、銀行振り込みで!
  会員入会(無料)で、30%割引特典!
  ★詳しくは <こちら>
0415スライド1.JPG 04014スライド1.JPG