見える化とは? !製造業の品質管理 改善の進め方事例

見える化は何のために行うのだろうか?
単に美しいカラーグラフをつくって貼りだすのは見える化と言えるだろうか。
工場を訪問するお客様に「見せる」ための見える化になっていないだろうか?

品質管理を正しく行くためには、用語や手法・技法の本質を正しく理解
した上で、使わなければならない。

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見える化は、問題をきちんと見えるようにして問題を解決するためにある。
それを忘れて現場も見えず、問題も解決せず、単にカラーグラフを貼りだすのは
本末転倒だ。

見える化の目的は、問題を解決するために、「異常」「潜在不良」を見える
ようにして、早期に手を打てるようにする事にある。
従って、「問題を解決したい」という強い意欲があるかどうかが問題だ。

製造現場では、品質特性(Q)コスト(C)納期(D)を見える化すること
製造工程をコントロールする4M(人、機械。材料、方法)での「変化点」
における「異常」を見える化することが重要となる。

トヨタ方式の「現場の見える化」は「アンドン」に代表されるように問題点
を見えるようにして、みんなの知恵を集めて現場を改善するために使われる。

現場が見えないとどこに手を打てばいいかが分からないが、現場が見えるよう
になっていれば、みんなで知恵を出すことができる。

工場全体に見方を広げると、トップの「想いの見える化」「目標の見える化」だ。
そしてリーダーの役割はある目標に向かってみんなの力を結集することだが
肝心のトップの想いがしっかりと伝わっていないケースが少なくない。

忘れてはならないのは見える化は手段であり、目的は「みんなの知恵を集めて
問題を解決する」点にある。

工場で、建前だけになっている様々な活動は、その活動の正しい姿の追求が
おろそかになっており、全く効果が得られないばかりか、返ってムダな時間
や費用を費やしているケースが多いのではないか?

目的と効果を正しく理解し、何事にも限界があることも見極めながら行動
する姿勢が重要なのだ。

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 合同会社高崎ものづくり技術研究所代表の濱田です。
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