2018年05月05日

IOT・ICTとはなにか? 製造業の事例解説・改善の進め方

ICTとは、「Information Communication Technology」の略語で、
直訳すると「情報通信技術」です。
ちなみに、ITとは、「Information Technology」で「Communication」
という単語が含まれていません。

ITは、「情報技術」であり、業務効率化を目的とした仕事のOA化を進める
ための技術そのものを指していました。

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現在では、「IT技術」によるOA化はもはや当たり前となっていますが、
インターネットが普及した現在では、情報をやり取りする技術が進んでいる
ことから、「ICT」は、より通信機能が高機能化した技術と言うこともできます。

しかしながら明確な区別はなく、結論から言うと「IT」と「ICT」は、ほぼ
同じ意味と捉えられます。
最近は更にIOTなどの紛らわしい言葉が氾濫していますが、厳密な区別は付け
にくいのです。

では、IOTは、従来のITやICTと比べどのような違いがあるでしょうか?
IoTとは、「Internet of Things(インターネット・オブ・スィングス)」の略で
「モノのインターネット」と訳されています。

IoTとは、センサーと通信機能が組み込まれたモノがインターネットを通じて
あらゆるモノと繋がり、互いの情報・機能を補完・共生し合う状態を指します。
第一の目的は監視・管理対象の機器のデータを収集し、状態を把握し、システム
全体を最適な制御下に導くこと。
第二の目的はデータの蓄積・分析から新たな知見を獲得し、新たなソリューション
を開発・提供することです。

IoTを理解すべき上で注意すべき点は、IoTは非常に幅広い意味合いを持っており
IoTを十分に理解するには、まず以下の3つを知る必要があります。
 PtoP (Person to Person) :ヒト同士が繋がるためのインターネット
 Pto(Person to Machine):ヒトと機械が繋がるためのインターネット
 M2M (Machine to Machine) :キカイ同士が繋がるインターネット

今までのインターネットは、SNSのような「ヒトとヒトをつなげる」PtoPの
サービスが一般的でした。しかし、最終的には「モノとモノがつながる」M2M
(エム・ツー・エム)と呼ばれる領域に到達することがIOTの目的なのです。

では、製造工場のIOT化の発展形態を見てみましょう。
工場では各機械などをインターネットで結ぶことで、生産状況などを把握し、
より効率的な生産体制を考案し、実施することが大きな目的の一つです。

現状、多くの製造現場ではライン生産やセル生産が採用されており、リアル
タイムに生産状況を把握して、柔軟性のある生産体制と高付加価値製品を製造
する目的で、まず「機械と人」がつながり、究極的には「機械と機械」が
つながり、ヒトの介在無しに、自動監視し自動制御する無人の工場を目指します。
そのためには人工知能(AI)の発展が欠かせません。

このように、IoTは、人対人とのつながりから、「人対機械」そして「機械対機械
へと進化し、そこにAI(人工知能)の発展とともにPtoPとM2Mがインターネット
上で重なり始めるという意味で「IoT = M2M × PtoP」と表現できます。

スマート工場とは?
スマート工場とは高度なファクトリーオートメーション(工場自動化)を実現し
IoT化することで飛躍的に生産性を高め、生産革新を実現した工場のことです。

IOTの導入はスマート工場の構築する基盤とされることが多く、IOTを正しく
導入し活用することこそがスマート工場化の成功に直結するとされています。

IOTとは単なる「モノのインターネット化」に留まらず「モノとモノとが直接
つながり付加価値を生む」ことを意味しています。

ドイツが進める「インダストリー4.0」の理想の姿として示されたのが「マス
カスタマイゼーション」です。これは、顧客ニーズに合わせた1つ1つのカスタム
製品を、大量生産と同等の生産効率で実現するというコンセプトです。

マスカスタマイゼーションを実現するには、受注情報などと生産ラインが自律的
に連携し、状況に合わせて柔軟に変化し続けることが必要になります。

これらが実現できて初めて、個別製品を受注に応じて作ることができるように
なり、この考えは、トヨタ生産方式の「必要な時に必要なモノを届ける。その
ために徹底的に無駄をなくし、リードタイムや在庫を減らす」という考え方と
共通するところがあります。

製造現場は「変動に対応する柔軟性」と「効率性」をいかに両立させるかに
苦しんでいます。IOTは、まさにこの相反する課題を解決できる手段として
世界が注目しています。



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