2018年04月25日

機械化によるヒューマンエラー・ポカミス対策:再発防止・予防対策の進め方事例

製造業のヒューマンエラーをゼロにする7つのアプローチについてシリーズで
解説します。今回のテーマは、機械化(人を使わないシステムにする)です。





l_031[1].png


  ★工場長・品質管理部長の品質改善セミナー
  ★関連記事

単純な繰り返し作業は人よりも機械の方が得意だと考えられます。
人の集中力や注意力にはどうしても限界があるため、毎回同じような単純作業を
繰り返すことでヒューマンエラーを起こす確率が上がってしまいます。
例えば、人の手で全数検査を行う場合、全数を検査しているのだから安心と
言うわけにはいかないのです。返って、ミスを犯し、検査漏れを起こす危険
があると考えられます。

トヨタ生産方式では、その一つの柱として「自働化」という考え方があります。
ジャストインタイム生産における設備導入の条件の1つで、「ニンベンの自働化」
といわれ、機械設備は生産性向上の道具であり、その流れを乱すムダをつくり出す
ものであってはならず、自ら働く機械を意味し、機械単独で付加価値のみをつける
仕組みをもつものです。

その具体的手順としては次の3つがあげられます。
 ①「人離し」...人の作業を機械化→多工程持ち
 ②「不良の出ない仕組み」...ポカヨケ→閑視のムダゼロ
 ③「もう1つの自働化」...不良未然防止→ストップ方式

自働化を推進するにあたっては、作業にかかる人件費と設備費との比較をし
作業単位の観察をしたうえで、段階的に導入することが望ましいとされて
います。

機械化する場合、最も生産効率が良くなるのは、生産する品物に合わせた専用
機械を設計し、ラインを作ることですが、製品ライフサイクルが短く、多品種
小ロット化が進む現在では投資効率が良くありません。

現在ある設備・機械を前提に、少ない投資でどうやったら人のミスを減らせる
のかという最適解を考えて行く必要があります。
自働化によって、不良の発生や流出がなくなると共に、異常が明確にわかり、
異常の再発防止を図ることが出来るため、「品質を工程で造り込む」ことが可能
になります。さらに異常が発生しても、自動停止するので「省人化」も可能です。

異常が発生したらラインを止めるための安価で、信頼性の高い道具や工夫、即ち
ポカヨケの仕組みを含め、組立工程、機械加工工程などに適用します。

(続く)


posted by k_hamada at 23:46| ★ヒューマンエラー・ポカミス対策 | 更新情報をチェックする

無料メールマガジン<毎週月曜午前7時半配信>
5分で頭に入れて、その日に実践できる品質管理の常識!!
配信希望は無料会員登録で!<こちらから

音声解説付きテキスト 社内教育用に最適! 
 現場ですぐ使える!(6000円 送料込み:会員割引特典あり)

FMEA DVD講座.jpg モグラたたき.JPG
 ★お申し込みは下記フォームより
  ★お支払いは、Paypalまたはクレジットカード、銀行振り込みで!
  ★2019年7月1日~8月31日期間限定値下げ!
  更に会員入会(無料)で、30%割引特典!

  ★詳しくは <こちら>
0415スライド1.JPG 04014スライド1.JPG

 ★マニュアルのお申し込みは下記フォームより!