管理者が習得すべき人材育成方法、コーチングで部下のやる気を引き出す、ティーチングとの違いは?

いくら品質管理の仕組みを作ったり、教育訓練を行っても、行動出来ない部下
が多い、なかなか業務改善が進まないと悩んでいる管理層の方が多いですね。
部下からやる気を引き出し、本質的に持っている能力を引き出すにはどしたら
良いのか?

  DX時代の人材育成、企業の中核人材として何を学び、実践していくのか?


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その一つの方法として「コーチング」について、解説します。


コーチングは人材育成を行う手法の1つであり、質問型のコミュニケーション
を使い業務目標に対して取るべき行動を自ら選択することを促すことが出来ます。

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1.ティーチングとコーチングの違いとは
ティーチングでは短期的に効果があり、また同じ考え方をするようにできる効果
があります。
例えば使うところで言えば、経営者が自分の信念などを相手に伝える時や、意思
統一する際などはティーチングの方がよりスムーズに進むと考えられます。
このティーチングの欠点としては、多様的な考え方が生まれにくいということです。

ではコーチングではどうなのでしょうか?
コーチングで主な効果といえば、長期的な人材育成や自己実現に有効だという点です。
企業においては長期的な人材育成に適しています。個人においては本当にしたい
ことを自分の責任でやっていける人間になっていきます。
このようにコーチングとティーチングはまだまだ様々な違いがあります。
どちらが良いかというケースバイケースかな?と思いますが・・・

2.コーチングの基本は教えないこと
一般的な教育訓練は、ティーチングで、答えを教える、指示を与える方法を
取りますがコーチングは相手が自ら答えを発見出来るようにサポートをします。

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(1)部下の才能を引き出し、行動に移させる
コーチングは「問いかけて聞く」という対話を通して、相手自身から様々な
考え方や行動の選択肢を引き出します。コーチングは相手の自発的な行動を
引き出すことで相手を成功に導く手法です。

コーチングは、「相手の才能を認めて、いかに引き出すか、そして応援する
こと」です。
まず最初に「がんばっているね」のように声をかけ部下に安心感を与えること
が「承認する」ことになり、そこから信頼関係が生まれます。次の段階で
「何か問題があるの?」と「聞く」ことに発展させます。

(2)部下の”考える力”を高める
コーチングはメンバーの考える力を引き出します。 答えを自力で出してもらう
ようにします。 答えを教えるティーチングとは対極の関係にあります。
コーチングは「答えはその人の中にある」という原則に基づいています。

ティーチングを続けていると、部下の力が埋もれたままになります。部下を
未熟にしてしまう可能性があるので気をつけなければなりません。

(3)組織力が向上する
組織力とは、一人ではなく、複数で何かを達成する力のことです。
コーチングを行うことによって部下の組織の中の役割を認識させ、当事者意識
が芽生えさせることが出来ます。
目標達成を支援するのがコーチングです。 決して部下を操作するためのもの
ではありません。

3.コーチングの3原則
コーチングは、3つの原則に基づいています。
(1)双方向
一方通行ではなく双方向でアイデアを出し合い検討し、行動に移すための
アイデアも、双方向のコミュニケーションから生み出します。

(2)個別対応
同じことを言っても、人によって受け取り方は違いますし、 行動の仕方
スピードもまるで異なります。 一人ひとりの能力・個性・情報処理の方法
に合わせた関わり方をしていきます。

(3)現在進行形・継続
目標に向けて戦略を立てても、現実との間には必ず誤差が生じていきます。
コーチングは、定期的に現在進行形で、軌道修正をしながら進んでいきます。

このように原則に従って進めるためには、まず管理層がコーチングのスキルを
学ぶ必要があります。

4.コーチに必要なスキル・能力
コーチングが「人の成長を支援すること」ならは、コーチには、成長を支援
するだけの、さまざまな能力が求められます。

(1)コミュニケーション能力
コーチングでは、質問力や傾聴力など、コミュニケーション能力が求められます。
ここでは詳しい説明は省略しますが、一つだけ、トーク番組は聞き方の勉強を
する上でとても貴重な情報の宝庫です。特に長く続いているトーク番組ほど司会者
の力量に安定感があるため、コミュニケーション能力を磨く上で、おすすめです。

(2)ビジネススキル、及び経験
コーチングでは、実際の仕事を遂行するための現場における、業務知識と経験
が求められるのは当然のことです。

(3)メンタル面をコントロールするための心理学的な知識
どんなに高い目標やゴールを掲げていても、計画通りに行かないことや失敗
することが多々あります。そのような場合、部下は悩み、挫折し、メンタル的
に落ち込むこともあります。

コーチングでは、心のケアができる必要があります。つまり、コーチとは
メンタルトレーナーでもあるのです。

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 合同会社高崎ものづくり技術研究所代表の濱田です。
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