2018年05月05日

IOT導入を考える前に:製造業の事例解説・改善の進め方

IoTとは「Internet of Things」の略で、「モノのインターネット」と訳します。
パソコンなどの情報通信機器に限らず、すべての「モノ」がインターネットに
つながることで、生活やビジネスが飛躍的に変化すると言われています。

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製造業でIoTが本格化しようとしています。
確かにものづくり現場で生み出されるデータは宝の山であり、そこから収集される
膨大なデータと、AIを使った様々な活用事例が紹介されていますが、現状は学習
機能付きの作業ロボットや、製品の検品システムなど、ある業務に限った形での
導入に留まっています。

小ロット品の対応で業務に忙殺される中小企業の現状から脱却するため、まず全社的
な業務の流れを把握するところから始まり、工程間の連動にこぎ着けるまでの業務改革
の計画の中でIOTの活用方法を捉えて行く必要があります。

IOT導入は目的ではなく、業務改革の手段(ツール)として必要に応じて検討
を行う必要があります。
IOT化に当たって当然のことながら
・ツールや機器を工場内に導入するエンジニアの存在
・データ解析を通じて付加価値づけを行う人材
が不可欠です。

かつて、生産管理システム(ERP)導入ブームで高価なシステムを導入したが
個別原価の把握や工程進捗を管理すると言っても、ほとんどうまく行きません
でした。
まずは、身の丈にあった目標を設定するのが成功の秘訣です。在庫管理も出来て
いない状態で、ERPシステムを導入しても効果は期待できません。

IoTには大きな期待が寄せられていますが、必ずしも「AI」が不可欠だとは限り
ません。多くの中小企業では、スモールデータで十分な場合が多いのではない
でしょうか。

経済産業省(経産省)などが主導するロボット革命イニシアティブ協議会(RRI)
の「IoTによる製造ビジネス変革」ワーキンググループ(WG)が2016年10月から
募集していた中堅中小製造業におけるIoT(モノのインターネット)の先進活用
事例の結果が発表されました。

まずはこのような先進事例を参考にして理解を深めて頂ければと思います。


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