2019年01月05日

企業の本当の危機とは何か?製造業のリスクマネジメントの進め方事例

企業の本当の危機とは何か?どう対処すればいいのか?考えてみましょう。
本当の危機とは、財産や物などの目に見える価値の喪失ではありません。
本当の危機とは、「社会の価値観」に背いた時に(社会的背任行為)訪れる
のです。社会の価値観を見誤ることによって、取り返しのつかないダメージ
となってしまいます。
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「危機」とは、姿形の無いもの、つまり「信頼・信用」に傷がついた時に
それが拡大して、企業ブランド価値を一瞬にして失ってしまうことなのです。

しかし、「社会の価値観」は決して一定ではなく揺れ動きます。
最近は「昨日の常識は今日の非常識」であることをよく認識しなければなり
ません。それを見極める目が必要になってきます。
「業界の常識は社会の非常識」と言われるように、どの企業も大なり小なり
同じことをしている、ということもできます。

業界の慣習として昨日までは当たり前のよう思われていたことが、たまたま
マスコミに告発されたとたんに大騒ぎになります。今までは見過ごされ、悪い
気づいていなかったお役所も黙認できなくなり、告発に至って企業犯罪にまで
発展します。最近に見られる多くの企業の不祥事がこれに該当します。

「社会の常識」は、目まぐるしく変化します。
ある時は「背任だ」と騒がれますが、ある時はほとんど話題にもならないことも
あります。あえて言うと「それほどまでに悪い事なのか? 」と思われるケース
も数多くあります。

例えば、見落としもなく、性能に問題がないのだから、誰が検査しても同じ
ではないか?と、無資格者が検査をしていたが、監督官庁に指摘されて
明るみになった、しかしそれほどまでに悪いことなのだろうか?と企業側は
考えていたのかもしれません。

本当の危機とは、不可抗力によるもの、不本意にも起こしてしまった過失だけ
では訪れません。虚偽や隠ぺい、そして不誠実と思われても仕方がない対応に
よって引き起こされるのです。

では、常日頃どのような心構えが必要か?
また、不幸にして不祥事が発覚した場合、どのように対処したらよいのかを
考えてみます。

(次回へ続く)

posted by k_hamada at 11:00| ★製造工程のリスクマネジメント | 更新情報をチェックする

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