「基本を守る」品質管理とは?製造業の品質管理 改善の進め方事例

品質管理とは、なにも、今更難しいことを言うつもりは有りませんが、私が
先輩に教えられたことは「基本を守る」です。
しかし、基本とは何かを知らなければ、守ることもできませんね!

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基本を守るとは、決まった「ルール」以前の、人としてすべきことに手を抜か
ないことです。仕事を最後まで行う」「必要なことを報告する」「分からない
ことは聞く疑問があるなら調べる」など、一つ一つの仕事に責任を持ち、
完結させていくことです。

今の社内の風潮は、言われた仕事は一応こなす・・・しかし
「必要なことを報告しない」「分からなくても聞かない」「疑問があっても
調べない」など、中途半端な状態のまま、仕事が宙に浮いていて、いつまで
立っても課題が解決しない状態が続いているのではないでしょうか。

そうなると、あちこちで仕事が中途半端の状態で放置され、それがやがて
不完全なまま、製品として市場に流れていくことになります。

昨今のデータ改ざんや、検査の不正につながっていくのは、このような問題の
放置、未解決のままでも誰も疑問に思わないという風潮が蔓延しているため
ではないでしょうか?

生産性革命、人づくり革命とは何でしょうか?
AIやロボット、IT人材の育成などが注目されていますが、もっと足元を
見つめ仕事の「基本」とは、「基本を守る」とは何かについてもっと真剣に
考える必要があるのではないでしょか?