2019年06月27日

製造業の市場クレーム 真の原因とは!製造業のクレーム対策の進め方事例

製造業の市場クレームの真の原因とは、しくみの不備までたどり着くこと!
品質対策を行う場合、原因はどこまで追求するのか?という疑問が沸いてきます。
それは、間違ったなぜなぜ分析を念頭に原因追及を行った結果、いつまでも
原因にたどり着かないというのが実態です。



真の原因2.jpg


 ★ヒューマンエラーなど不良再発防止を事例で習得するセミナー
 ★無料サービス

では、真の原因にたどり着くためには、どのような手順で解析を進めればいいで
しょうか?
まず、物理現象の原因と、品質管理上の原因を分けることです。

●物理現象の原因とは何でしょうか?
例えば、部品の表面にキズが付いたのは、運搬中に部品同士が振動でぶつかった
とします。そうすると、ぶつかるという物理現象が起こって傷になった。
これが、物理現象の原因です。
物理現象の原因はぶつかったから傷がついたという因果関係が成り立ちます。

その原因を取り除くには、運搬中振動でぶつからないように部品と部品の間に
緩衝材を入れれば傷はつきません。これは「処置」で、品質管理上の対策は
何も実施していません。

●では、品質管理上の原因は何でしょうか?
作業者が、運搬作業を行う時、どんなルールに従って作業したでしょうか?
 ・部品を入れるトレーで運ぶことになっているが、その時トレーがなかったので
   トレーを使わずに運搬した
 ・作業者はトレーで運ぶことを知らなかった
 ・トレーを使うルールはあるが、一度に多くの部品が運搬できないのでルール
   を無視してトレーを使わずに運搬した
 ・運搬上のルールは全くないので作業者の判断で運搬している

ヒューマンエラーの場合、必ずルールを基準に作業がどうなっているのかを
探るのが品質管理上の原因究明のやり方です。つまり
 ルールがあるのか?無いのか?
 ルールを守っているのか?守っていないのか?
 ルールを知っているのか?知らないのか?
 ルール通り作業ができるのか?できないのか?

上記のように、ルールと実態のギャップをあきらになればそれが品質管理上の
原因です。物理的な原因は一つですが、品質管理上の原因は複数の場合も
あります。

●また、4Mの要因に分類してその中から原因を探す方法もあります。
これは、ヒューマンエラーと特定できない場合にこの分類方法で原因を探します。
 人・・作業者はルール通り作業したか?
 機械、冶具・・運搬車、トレーはルール通りのモノを使たのか?
 運搬の方法・手順はルール通りか?
 加工前の材料に問題なかったか?

この場合も、ルールが基準になります。
 ルールが全くなければ、品質管理はできません。(無法地帯)
 ルールを守らなければ、守るように指導しなければなりません。
 ルールと作業の実態がかけ離れているなら、合わせるようにどちらかを改善します。

●ルールが工場の基本です。
ただ、基本が間違っている場合もあれば、あいまいになっている場合もあります。

ルールを直すこと、ルール通りの作業、工程に直すことが再発防止につながります。
ルールに基づかない対策は、すべてモグラたたきとなって、再発を繰り返すこと
になります。



【関連する記事】

音声解説付きテキスト 社内教育用に最適! 
 現場ですぐ使える!(6000円 送料込み:会員割引特典あり)

   ★お申し込みは <こちらから
FMEA DVD講座.jpg モグラたたき.JPG
  ★お支払いは、Paypalまたはクレジットカード、銀行振り込みで!
  会員入会(無料)で、30%割引特典!
  ★詳しくは <こちら>
FMEA_FTA実施手順表紙1.jpg 全数検査.jpg

 
 ★無料:品質管理書式フォームお申し込み
  工場ですぐ使える品質管理書式雛形、フォーマット、マニュアルを多数準備しました。

 ★無料:ネット相談フォーム
  無料で質問、問い合わせなどメール、電話でお答えします。

 ★無料メールマガジン <毎週配信>
   5分で頭に入れて、その日に実践できる品質管理の常識!!
   配信希望は無料会員登録で!<こちらから  ◆◆過去の配信記事◆◆

2019年度 セミナー開催予定(東京/大阪/群馬)
  ・電子機器開発における信頼性設計のポイント
  ・機構部品・ユニット開発における信頼性設計のポイント
  ・FMEA(DRBFM)/FTAの重要ポイント12
◆2020年3月27日(金)
東京北区北とぴあ

◆2020年4月以降 
愛知県産業労働センター

  ・ヒューマンエラーの科学的分析
  ・全数検査の見逃しをゼロにする
  ・画像検査装置等IT技術導入時の注意点
◆2020年1月23日(木)
 太田市新田文化会館

◆2020年1月31日(金)
大阪市産業創造館

◆2020年2月21日(金)
東京北区北とぴあ

 小ロット受注生産工場の生産性向上
  ・リードタイム短縮手法
  ・在庫削減手法
  ・不良ゼロ実現手法
(計画中)