2018年04月14日

評価テスト依存の設計では品質に限界がある

守りの設計品質改善を前提とした設計システムとはどのようなものでしょうか?
設計システムは、図で示すように、設計プロセスと設計技術から成り立っています。 

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万全と思われる評価テストや検査を行い、100%の合格品を出荷しても、市場
トラブルが発生するのですから、もはや今までのやり方で、評価項目を増やす
評価基準を厳しくするなどの管理を今以上に厳しくしても、対策効果は限られて
います。

更に、製品の多品種化、機能の複雑化などによって、設計部門の負担も増加して
いる中で、このような負担を増加させる対策は非現実的なものとなっています。

発生した問題を解析して、設計工程や製造工程を改善する原因解析・対策型の
品質管理の手法(守りの品質改善)は、工程の品質管理を強化して、出荷時の
製品品質を維持することが狙いです。

言い方を変えると、安定した製品を作るために、作業項目を決めて管理すること
つまり  設計手順とその作業項目のチェックリスト管理が目的です。作業項目
に漏れや不備があれば見直していく作業は必要なことです。しかし、市場の多様
な環境条件での、多様な使われ方をチェッ項目に追加していくことはできません。

守りの品質改善策は、スピーディーに問題を解決し、お客様に良品を届ける目的
のために現状の設計システムを大きく変えることなく、小カイゼンを繰り返し、
不備な点を修正、強化していくことに主眼を置いています。またそのことに
留まらざるを得ません。守りの品質向上策には、おのずと限界があるのです。


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