2018年04月14日

想定外の市場トラブルはなぜ発生するのか?

想定外の市場トラブルはなぜ発生するのか?

従来、日本の品質管理の考え方は、小さなカイゼンを繰り返すボトムアップ活動で
優れた製品を生み出して顧客満足を得てきました。その製造工程のカイゼンと同様
に、設計工程においても、問題が発生すると小カイゼンを繰り返し、不良を外に
流出させないという流出防止の考え方が基本になっています。 

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この品質管理の手法は、発生した不具合に対する原因追求・対策型であり、また
あらかじめ設定した社内基準を合格すれば良しとする検査型、認定型の手法である
ため、工程で顕在化しない不具合は抽出することが困難となっています。

■ 認定(Validation)から査定(assessment)へ
そこで設計のやり方の発想を転換し、評価や検査での認定(Validation)ではなく
査定(assessment)の考え方に切り替え、設計開発のスピードアップと市場での
想定外のトラブルの未然防止を図って行くことが求められるようになってきました。

査定(アセスメント)とは、実際の製品を対象とした評価結果、検査結果などの
証拠に基づく合否判定を行うのではなく、製品を作る前の設計段階で、対象の実力
や価値を見極め、影響を定量化しようとするもので、この事により漏れなく不具合
を洗い出すことが可能となり設計開発のスピードアップと、市場における想定外の
重大事故の発生を防ぐことが可能なります。

市場の不具合を予測し、あらゆる条件を短期間で確認する効率的、効果的な手段
を用いて未然防止を行う方法論を採用しなければなりませんが、そこには多くの
誤解を生んでいるのも事実です。

未然防止策とは、再発防止策と考え方が全く異なります。
不具合事象から原因を追究して上流工程へフィードバックしていく方法は、次の
新しい製品で似たような不具合を防ぐことは可能です。しかし全く経験のない
未知の不具合は対応できません。

未知の不具合を見つけ、対策するには、設計システム全体および設計者自身も
原因追求型の「守り」の設計品質改善から未然防止型の「攻め」の設計品質改善
の考え方へ発想の転換が求められています。

7月東京 名古屋2.jpg
セ ミ ナ ー 予 定 表
テーマ(目的日時開催場所
主な項目
 多品種少量生産工場の現場改善力強化による
 付加価値生産性向上と利益率UP
未定
 
・生産活動の目的
・生産性向上・リードタイム短縮
・ムダ取り(直接・間接業務)
 若手・中堅社員の自立化と現場力の発揮
未定
・QCサークル活動
・個人目標管理(MBO)
・業務計画による改善活動
 ヒューマンエラー予防7つの対策
 ヒューマンエラー要因4分類と再発防止策
12月20日
(木)
9:30~12:30

12月20日
(木)
13:30~16:30
東京都北とぴあ
8F 807会議室
JR王子駅北口5分
AM/PM連続受講の場合割引特典あり
・再発防止対策と流出防止策
・是正と予防、水平展開
・顧客信頼の品質対策手法
 顧客から信頼を得る3つの品質対策手法
 ロジカルシンキングに沿った正しいなぜなぜ分析
・ヒューマンエラー要因
・ヒューマンエラー予防策
・IOT活用技術
 小規模チームで効果の上がるFMEA/FTA手法
未定 
・工程FMEA
・信頼性設計とFMEA/FTA
・リスクアセスメント
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