QCサークル活動はもういらない!生産現場の悩みとは?DX化時代の新しいQCサークル活動の在り方とは

「忙しいから」「人がいないから」これは、どこの企業も条件は同じですね。
工夫して時間を捻出している企業が勝ち組となります。
つまり、生産性を上げる⇒その時間で付加価値業務を増やす⇒利益が生まれる 

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中小企業にとって、いかに時間を捻出して「教育」「業務改善」の時間に充て
られるかが勝敗の分かれ目です。

そこで、QCサークル活動をどのように進めていくか?
ある製造現場の事例を紹介します。

これは、ある方からの質問です。
小集団活動のメンバーは、学歴は様々、文章を書くのが苦手、人前で報告や発表
などしたことがない人ばかりで、理解力もさまざまです。
私は、QCサークル活動のアドバイザーで、彼らの活動の士気を下げないように気
を配っているのですが、例えば、彼らが作った特性要因図に多少おかしいところ
があったとしてこの先、大きなつまずきや問題が起きることがあるかどうかを
聞きたいのです。

ちゃんとした特性要因図ができるかできないかは、小集団活動レベル(言い方は
彼らに失礼ですが)では大きな影響はないのではないかと思っていて、それよりも
士気を下げないことの方が重要ではないかと思うのですが、その考え方が間違って
いるかどうかを知りたいのです。

小集団活動をはじめた頃に比べ、メンバーのほとんどが現場を改善しようという
で、仕事をしていることに大変満足しています。仕事に向き合う態度・考え方
が随分と変わったと感じています。それは、やはりQC手法を使った活動をして
いるからだと思います。

ただ、時には問題点の発見→即解決策を思い浮かべ、そのほかの案は最初に
思い浮かべた案より優れていないことを確認するというように活動ストーリー
が後付けになることもあります。それでもいいと思っています。

根本的な改善は技術部や技術スタッフの仕事と思っております。
発掘したテーマで技術的、コスト的に対応できないものを技術部へ提案でき
ればいいと考えています。
以上について、考え方は間違っているでしょうか?

■以下は私の回答です。
とても真剣に考えられており共感が持てます。
そもそも小集団活動を行っている目的は何でしょうか?

小集団活動が新人の教育も兼ねて、職場の改善を行おうとしているのであれ
ば、問題を正しく捉えて原因を究明し、それを解決していく手順、手法を
正しく教え納得してもらいながら進めるべきです。なるほどと納得できれば
士気も上がるでしょう。
コミュニケーションにより知恵を出し合い、問題を解決していくの場として
また、職場内の人間関係を円滑にするためであるなら、QCストーリーや
QC七つ道具は必ずしも用いなくても良いでしょう。

QCストーリーや、QC七つ道具は一定の品質管理知識や経験を得てからで
ないと使いこなすのは相当難しいと思いますので、サポーターとしてご苦労
はあると思いますが、あまり無理せずに現状を見ながら正しい品質管理の活
動にもっていくよう知恵を絞り指導されて行かれることが大切と思います。

現場の問題は放置することなく、発生したらすぐ対策することが求められる
わけであって、必ずしもQCストーリー通り活動するテーマばかりではあり
ませんやってみてだめなら次の対策を打つという、試行錯誤の繰り返し
となることも多いと思います。

QCストーリーが成り立つのは、失敗が許されない大きなテーマをプロジェ
クト活動で解決する場合に限られます。職場の小カイゼンをあたかもQC
ストーリーで解決したようにまとめるより、試行錯誤で行った改善、失敗
談も含め、ありのまま発表した方がかえって、共感を得るとともに、他の
サークルメンバーにも役に立つのではないかと考えております。

QCサークル活動の目的、期待する効果、活動の枠組みなどを明確にして、
旧来からの形にこだわらず活動されることを望んでおります。

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 合同会社高崎ものづくり技術研究所代表の濱田です。
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