品質問題多発の原因!日本の製造業の品質を支えているものは何か?強い工場のあるべき姿:売上・利益アップ事業計画の進め方

品質問題が絶えない日本の製造業の品質を支えているものは何か?
日本の製品の品質は世界一といわれる反面、製品のリコール、企業の
データねつ造、改ざんなどの企業品質の問題が多発しています。
  1章~5章目次

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今、このような相反する現象はなぜ起こっているのでしょうか?

そもそも日本品質を育んできたものは、熟練技能を持った匠の存在と
阿吽の呼吸で代表される、共通の価値観に基づく行動のルールです。
モノ言わずとも、相手の考え方を理解し行動するという暗黙のルール
があってこそ、日本製品の品質が世界一の座を獲得できたのです。

匠の技を持つ職人が存在する限り日本品質は高く評価されるでしょう。

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しかし、熟練技能者の減少と重なって、多品種少量生産を強いられる
工場では、若手も即戦力として熟練技能に立ち向かわなければならな
くなっています。

毎日作るものが変わり、変化の激しい製造工程では、管理層は現場を
十分に把握できず、全員が共有した暗黙のルールも、いつしか自分を
中心とした狭い範囲の独自ルールで仕事を進めるようになって来ました。

結果として、品質問題は解決せず放置され、仕方なしにデータはねつ造
改ざんが日常的となり、それが発覚して社会問題となっています。

日本の企業は、匠の熟練技を継承、残しつつ、かつ共通のルールを
どのように復活、維持させていくのかを真剣に考えなければならない
時期に来ていると考えられます。

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所詮、日本人の文化として、標準化(手順書作成)をきめ細かに行っても、
それよりも、行動の基本となっている独自の風土が存在するのですから
欧米的な考えでルールを決めても決して守られることは有りません。
(例えばIso9000)

これからの日本製品の品質を世界で継続して認めてもらうには
 ①若手社員へ熟練技能の継承
 ②明文化されない共通の組織風土、暗黙のルール、価値観の共有
の重要性を認識し、独自の品質管理の概念を築き上げていくことが最も重要
ではないかと考えます。

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 合同会社高崎ものづくり技術研究所代表の濱田です。
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