層別/分類は品質管理を分かり易くする

層別とは、たくさんのデータを、その得られたデータの特徴によって、グループ
分けすることをいいます。



たとえば、いくつかの機械で加工した部品のある特性
値のバラツキが大きい場そのバラツキの原因を調べるためにデータを、機械や
作業者別にグループ分けすること。

層別と分類.jpg

分類とは、あらかじめ用意されたカテゴリー(4M、QCDなど)に従って管理の
対象を仕分ける方法および行為なので、層別とは似ているが同じ意味ではない。

層別/分類のどちらにしても、品質管理活動に欠かせないツールと考えられます。
層別/分類ができれば、問題そのものを客観的に見ることができたと判断できます。
逆に、層別/分類ができなければ、迷路に入ってしまい解決は難しいと考えられます。

層別で大切なことは、データの特徴を捉えてグループ分けすることです。
製造工場などでよく行なわれる層別には、次の項目があります。

層別も分類(4M、QCD)などの枠組みを使って、その中で特異な違いを見つける
ことで、作業が容易になると考えられる。

(5M)
①作業者別・・個人、男女、年齢、経験年数、技能など
②材料別・・メーカー、購人先、ロット、購入時期など
③機械別・・機種、号機、型式など
④方法別・・作業方法、口ットなど
⑤検査測定別・・検査員、測定者、測定器、試験機、測定場所など

(5W1H)
①時間別・・午前・午後、昼夜、曜日など
②環境条件別・・温度、湿度、作業場所など
③作業者・・個人、男女、年齢、経験年数、技能など
④方法・・作業方法、口ットなど
⑤材料・・メーカー、購人先、ロット、購入時期など
⑥目的・・不良をなくす、納期を守る、価格低減(QCD)

混沌とした問題でも、このようないくつかの分類が頭に浮かび、素早く本質を
捉えられるかどうかが、品質管理活動の成否を決定づけています。