QC七つ道具の正しい使い方とは?多品種少量生産工場における未然防止対策としての使い方解説

品質管理の目的は、業務の中で問題の発生を未然に防ぐための活動を行う
ことです。
従って、QC七つ道具も未然防止のために使うことが前提となります。

品質管理というのは「改善するためにデータを取ってグラフやパレート図
を描く」のではなく、改善するかどうかに関係なく日常的にデータをとって
異常を見つけたら直ちに対策し、問題が拡大しないように管理しなければ
ならないのです。

改善しよう → テーマを決める  → それにはパレート図が必要 → だから
データをとるという活動であってはならないのです。

多品種少量生産では、瞬く間に生産が終わってしまうので、すぐに対応する
というスピード感が求められます。日常の問題は、パレート図を書くまでも
なく、その日のうちに解決に向けた動きを開始するのが本来の姿です。

不良データを収集し分析する結果管理ではなく、不良を出さないよう、未然
に対策することが、これからの品質管理には求められているのです。

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 合同会社高崎ものづくり技術研究所代表の濱田です。
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 設計、製造、品質管理、海外工場管理などの実務経験45年
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