設計ミス防止 品質不良ゼロ達成の設計手法トップページ(目次)

【解説記事】



表紙.jpg


【キーワード】
 ★イグニッションスイッチ発煙対策事例【】【
 ★攻めの設計システム【
 ★想定外の市場トラブルはなぜ発生するのか【
 ★評価テスト依存の設計では品質に限界がある【
 ★守りの設計システム【】【】【
 ★自動車の市場トラブルの現状【
 ★ 認定(Validation)から査定(assessment)へ【


キーワード解説:品質不良ゼロ達成の設計手法
従来、日本の品質管理の考え方は、小さなカイゼンを繰り返すボトムアップ活動で
優れた製品を生み出して顧客満足を得てきました。その製造工程のカイゼンと同様
に、設計工程においても、問題が発生すると小カイゼンを繰り返し、不良を外に
流出させないという流出防止の考え方が基本になっています。

自動車産業向け品質マネジメントシステム規格であるIATF16949(ISO/TS16949)
では、不具合発生前にリスクを削減、低減させるため、潜在的故障モードの想定
妥当性確認などを実施し、市場クレームなどを減少させていく仕組みの構築を
求めています。これは、自動車のみならず、あらゆる製品の設計に共通した課題
であると考えられます。

設計品質作り込みのための重要なポイントは以下の5項目であり低価格で、
タイムリーに顧客の要求に応える付加価値の高い設計の製品をアウトプットする
ことにあります。
 ①顧客の要求事項を確実に設計にインプットさせる
 ②市場あるいは顧客の暗黙の要求事項、法的な制約を確実に設計にインプットさせる
 ③顧客のあらゆる使用環境を考慮した製品をアウトプットする
 ④顧客のあらゆる使用方法を考慮した設計の製品をアウトプットする
 ⑤部品ばらつき、製造ばらつきを考慮し、製造しやすい設計結果をアウトプットする

20211018_142638-removebg-preview.png
 合同会社高崎ものづくり技術研究所代表の濱田です。
 日本が誇るものづくり技術にもっと磨きを掛けよう!!

 設計、製造、品質管理、海外工場管理などの実務経験45年
 製造業のあらゆる業務に精通!講演テーマも下記の通り
 多岐にわたります。  ★講演(セミナー)のご依頼は<こちらから
0524_2.jpg

 <講演・セミナーテーマ> 事例を豊富に紹介、すぐ使える実践的内容で好評を得ています。
 品質管理基礎・実践/ヒューマンエラー予防/QC七つ道具・QCストーリー
 トヨタ生産方式/TOC理論/DBR理論/スループット会計/FMEA・FTA/トヨタ式DRBFM
 実験計画法/なぜなぜ分析/4M管理/QC工程図作成/統計解析
 階層別教育/事業計画書・業務計画作成/DXの進め方/製造業のマーケティング(BtoB)
 仕事を楽しくする生き方とは?
  <プロフィル詳細  <ご挨拶