【INDEX】
【キーワード解説】
ここでの解説は、従来から行われている職場改善活動(小集団活動)とは異なる
活動を指します。
改善活動の取り組みの中身が、職場の整理整頓の徹底や単純ミスを防止するため
の声掛け運動など、経営者から見て、期待していた業務改善とはかけ離れた小ぶり
なものばかりという例が多く見られます。
トップから見て、会社が変わるためにはもう少し大きなインパクトのある改善を
望んでいるが、なかなかそのような動きが出てこないのはなぜだろうか?
現場で起きている作業効率等の身近な問題については解決策もすぐに浮かび実行
に移すことはできる。ところが現場のメンバーにとって、本当に解決したいと
思っていることというのは「上位管理職層のマネジメントのあり方」や「経営方針
、他部門との連携」といった自分たちには手の出しようのないところにある。
あるいは手が出ないと感じている。
現場のメンバーはそれらの問題は対象外ということで議題にもあげず、自分たちで
できる範囲のことだけに問題を絞って議論を進めていき、その結果、課題は小ぶり
なものになり、できることはやりつつも、本来解決すべき課題は、先送りにしている
という現実がある。
では、そこをどのように解決していけば良いだろうか?