2019年01月01日

製造業の業務改革の進め方:成長する組織の考え方と行動とは?

工場の業務改革を進め、効果を出すのは一朝一夕には実現が困難です。
そこで、近い将来、会社の目指す目標に向かって成長する組織の考え方と行動
とはどのようなものか?について考えてみます。

私は、ある事例を知っていますが、1年間コンサル会社のスタッフが4名工場に
入って改善を進め、リードタイムを短縮しました。コンサル会社に支払った金額
は億の単位です。しかし、その後しばらくして環境の変化に追従できずに、たち
まち改善前の状態に戻ってしまいました。

この教訓から私はまずやるべきことは、目の前の品質問題の解決を通じて、社員
に継続的改善の基本的な動きを身に付けさせることだと思います。
時間がないから改善する余裕がないという考え方から、毎日の業務活動そのもの
品質改善活動として実施され、一つづつ問題が解決されていく風土を作り上げ
ていく、これが最も理想とする成長する組織の姿だと思います。

QCサークル活動の様に、業務とは別の活動となることは避けるべきです。それ
には社員の日常業務に対する意識改革、行動改革が必要ということです。
それともう一つ、そのような社員の活動がやりやすい環境づくりを経営トップが
協力し、作り上げていく必要があると考えています。

その活動は、品質問題に限らず工場のあらゆる問題の解決に結びつくものと思い
ます。1日、1週間、1か月でできることは限られていますが、半年、1年の継続は
金なりといいます。1人でできることは限られますが、結束すれば何倍もの力に
なり、アイデアも沸いてきます。

正しく目標を定め、先人の培った最も効果的な方法を参考に「継続」と「結束」に
よって創造力を発揮し、着実に前進していくこと。

製造業にとって今こそこのような考え方が必要ではないでしょうか?

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