「こうあるべき」「問題はここにある」・・・このようなことは外部のコンサルタントが
言うまでもなく、企業の当事者が一番よく知っています。
そこをどのように打破していくかが、支援者に求められる一番のポイントになります。
どこまで、企業側に立って考え、解決策を講じていくのか?が大切になります。
そういう意味で、一般のコンサルタントはそこまで企業にどっぷり入り込み、一緒に泥臭い
、あるいは粘り強い行動ができていないというのが実態です。
そこは、大いに反省しなければならない点だと思います。ではどうすればそのような考え、
行動ができるようになるのか?
片手間の仕事をしないことです。
実際には難しいことですが、出来うる範囲で精いっぱい努力している姿を見せることです。
いくつか思いつく項目を挙げてみます。
①いい加減な言動、つまり建前の持論を振りかざさないこと。
②すぐに現場を確認すること、現場重視(三現主義)に徹すること。
③相手の主張を聞き、結論を出す前に、一緒に悩むこと、選択肢を豊富に提示すること。
④人、時間、など不足していることを前提に可能な対策を導くこと。
まだまだ、注意点はたくさんあるかもしれません。
支援を受ける側としては、厳しい状況の中で、少しでも会社を良くしようとしているのであって
支援する側との温度差を少しでも感じた場合、拒否反応を示します。これは当然のことと思います。