2018年12月08日

普通の事が普通にできる会社になる事!脱下請けの方策

実は、下請け体質から抜け出すには、普通の事が普通にできる会社に
なる事だと思います。




ふつうの事が普通にできる会社とは?

1.顧客の信頼を得る
ふつうの中小製造業に求められるのは、顧客の信頼を得ることです。
安定した品質を確保する、納期を守る、レスポンスを早くするなどの、ごく
当たり前のことを継続して実現するということが最も大事なことです。

 ①出荷品質を高めること
 ②ムダを省きコスト面で顧客の要求に応える
 ③安心して働ける生産工場
 ④キレイで静かな生産工場

自社の技術力をアピールすることも重要なことですが、それはラーメンの
スープの様に、微妙な差でしかありません。

それよりも、顧客となる大手が求めていることを把握して、それに対応
できることが重要です。大手企業がどのようなことで困っているのか?
何を提供すれば喜ぶのか?をよく把握してそれを実現するため、基本的
なことを当たり前にできるようにすること、地道に継続的に取り組む
ことが他社との差別化につながると思います。


2.B to Bビジネスに徹する
中小製造業は、新商品を開発して売り込むのではなく顧客としての企業向け
(B to B)に、自社の「強み」をメッセージとして伝え、売り込む努力
をすることです。お客様に喜ばれ、安心感を与える技術・サービス、
競合企業を退け、大手企業が自社を選ぶきっかけとなったものに注目し
明確に自社の差別化技術として位置付けることです。
例えば「金属加工の**における特殊精密形状加工技術と、試作**即応
サービス対応」というようにです。

絞られた特定の技術、それこそ、自社の「強み」であり、自社独自ブランド
なのです。
そして、必ず「技術(ハード)」+「サービス(ソフト)」がセットに
なっているはずです。いかにその技術が顧客に利益を与えるか、それには
ハード/ソフトの組み合わせが必要なのです。

3.難しい開発設計企業への脱皮
中小製造業にとって、製品設計機能を社内に持つことは、他社との差別化、
競争優位に立つための強力な武器となります。
開発設計は商品の価値創出の根源であり、「強い開発設計体制作り」は
これからの中小企業にとって、最も重要な課題となっています。

しかし、部品製造を主体とした中小企業にとって、設計ノウハウの蓄積は
並大抵ではありません。

そのためには、派遣技術者として大手企業へ人材を送り込み、設計作業に
従事し、ノウハウを蓄積する、または、設計業務ごと自社に取り込んだり
大手企業設計経験者の中途採用を積極的に進めるなどの、外部からの
設計業務のノウハウを取り込むことが必要になりますが、社内体制の整備
も含め、開発設計・製造企業に脱皮するには、企業として総合力が必要で
あり多くのハードルを越えなければ実現は極めて難しいと考えられます。

4.基礎体力作りから始める
結局個人商店的な経営から脱し、組織経営に切り替え、経営者個人の力量
で取り仕切ってきた経営を、組織の力で成長を図っていく経営に変えていく
事が必要になってきます。

以下は、基礎体力作りに必要な最も基本的な事であり、企業として取り組む
べき普通の取り組み内容です。目新しい項目は全くありません。
 ①組織の役割の明確化
 ②権限委譲
 ③社員の教育訓練のしくみ
 ④固有技術の蓄積
 ⑤目標の設定とマネジメントサイクル
 ⑥業務改革(生産性向上対策)のしくみ

社長が一番望んでいる、成長企業として、一歩上に抜け出せるかどうかは
この普通の事が普通のできる「基礎体力」作りが成功するかどうかに掛か
っているのです。
posted by k_hamada at 19:50| ★下請け体質から脱却 | 更新情報をチェックする
 ★無料:品質管理書式フォームお申し込み ★無料:ネット相談フォーム

★★★工場の業務改革支援プログラム★★★
★詳しくはこちら

gd06.jpg 2020年4月1日から「時間外労働(残業)の上限規制始まる!
★★★若手中核人材を鍛える工場の業務改革プログラム★★★
Step1:残業が多い原因を分析しよう
Step2:残業削減の具体的な方法を考えよう
Step3:しくみの定着を図ろう

2020年 セミナー開催予定(東京/大阪/名古屋/群馬)
会員割引特典があります。受講料15,000円 → 10,000円(税込み)会員登録は<こちらから
新型コロナウイルス感染防止のため参加者人数を10名以下とし
濃厚接触を避ける対策を実施します。
 FMEA(DRBFM)/FTA実践コース
 設計FMEA/工程FMEAにおける潜在不良流出防止
 7月予定 大阪市産業創造館 9:30~16:30

 ★2017年に発生した新幹線のぞみの台車亀裂事故の原因は何だったのでしょうか?
  直接の原因は、台車製造メーカーの製造ミスによるものですが、FMEAを
  正しく実施していれば防ぐことが可能だったでしょうか?
   ・安全性設計の考え方が末端の作業者に伝わらなかった
   ・現場監督者が、現場や製品をよく確認しなかった
   ・指示書通りに溶接を行おうとしたがうまくできなかった
  様々な現場の問題が浮かびあがってきますが、設計には全く問題はなかった
  のでしょうか?皆さんと一緒に検証してみたいと思います。
(今後の開催予定)
 ◆2020年8月予定 愛知県産業労働センター
 不良品を流出させない品質対策!
 全数検査による不良流出防止
   ヒューマンエラー再発防止・予防対策
 4月24日(金)名古屋市愛知県産業労働センター1601会議室 9:30~16:30
 6月24日(水)東京北区北とぴあ806会議室

 ★セミナー4つのテーマ
 ①再発防止手順:「なぜなぜ2段階法」による再発防止対策(ルールの見直しと定着)
 ②全数検査の見逃しゼロ対策:周辺視検査法、画像検査機導入手順
 ③ヒューマンエラー予防策:ルール順守とは?異常に気づく、コミュニケーション
 ④IT・AI技術導入:ヘッドマウントディスプレイ(HMD)AI検査機導入ステップなど

 小ロット受注生産工場の
   実践的!生産現場の問題解決手法!
 5月29日(金)群馬県太田市新田文化会館会議室1 9:30~16:30

 1.現場の3悪(リードタイム・在庫・不良)はなぜ放置されているのか?
 2.若手・中堅社員の「プロ人材」としての「現場改善力」を徹底的に鍛える!
 中小製造業の生き残り策はただ一つ!
 固有技術を磨き、ニッチな市場でオンリーワンの地位を確立すること。
 それにはまず、身近な課題を解決する改善力を身に着けることから始める。

  ★お支払いは、Paypalまたはクレジットカード、銀行振り込みで!
  会員入会(無料)で、30%割引特典!
  ★購入お申し込みは <こちら>
  検査合格品が市場でクレームとなる、客先で不具合が発見されるなど、品質問題に
  悩まされている工場では、一体何が課題となっているでしょうか?時代は変化しています。
  これからの品質管理のポイントを徹底的に解説!

   2020 新品質管理の基礎講座.jpg
   目次.jpg