普通の事が普通にできる会社になる事!:ラーメンのスープの様に微妙な差を強調するより大手顧客の要求を把握し対応すること

実は、下請け体質から抜け出すには、普通の事が普通にできる会社に
なる事だと思います。



ふつうの事が普通にできる会社とは?

1.顧客の信頼を得る
ふつうの中小製造業に求められるのは、顧客の信頼を得ることです。
安定した品質を確保する、納期を守る、レスポンスを早くするなどの、ごく
当たり前のことを継続して実現するということが最も大事なことです。

 ①出荷品質を高めること
 ②ムダを省きコスト面で顧客の要求に応える
 ③安心して働ける生産工場
 ④キレイで静かな生産工場

自社の技術力をアピールすることも重要なことですが、それはラーメンの
スープの様に、微妙な差でしかありません。

それよりも、顧客となる大手が求めていることを把握して、それに対応
できることが重要です。大手企業がどのようなことで困っているのか?
何を提供すれば喜ぶのか?をよく把握してそれを実現するため、基本的
なことを当たり前にできるようにすること、地道に継続的に取り組む
ことが他社との差別化につながると思います。


2.B to Bビジネスに徹する
中小製造業は、新商品を開発して売り込むのではなく顧客としての企業向け
(B to B)に、自社の「強み」をメッセージとして伝え、売り込む努力
をすることです。お客様に喜ばれ、安心感を与える技術・サービス、
競合企業を退け、大手企業が自社を選ぶきっかけとなったものに注目し
明確に自社の差別化技術として位置付けることです。
例えば「金属加工の**における特殊精密形状加工技術と、試作**即応
サービス対応」というようにです。

絞られた特定の技術、それこそ、自社の「強み」であり、自社独自ブランド
なのです。
そして、必ず「技術(ハード)」+「サービス(ソフト)」がセットに
なっているはずです。いかにその技術が顧客に利益を与えるか、それには
ハード/ソフトの組み合わせが必要なのです。

3.難しい開発設計企業への脱皮
中小製造業にとって、製品設計機能を社内に持つことは、他社との差別化、
競争優位に立つための強力な武器となります。
開発設計は商品の価値創出の根源であり、「強い開発設計体制作り」は
これからの中小企業にとって、最も重要な課題となっています。

しかし、部品製造を主体とした中小企業にとって、設計ノウハウの蓄積は
並大抵ではありません。

そのためには、派遣技術者として大手企業へ人材を送り込み、設計作業に
従事し、ノウハウを蓄積する、または、設計業務ごと自社に取り込んだり
大手企業設計経験者の中途採用を積極的に進めるなどの、外部からの
設計業務のノウハウを取り込むことが必要になりますが、社内体制の整備
も含め、開発設計・製造企業に脱皮するには、企業として総合力が必要で
あり多くのハードルを越えなければ実現は極めて難しいと考えられます。

4.基礎体力作りから始める
結局個人商店的な経営から脱し、組織経営に切り替え、経営者個人の力量
で取り仕切ってきた経営を、組織の力で成長を図っていく経営に変えていく
事が必要になってきます。

以下は、基礎体力作りに必要な最も基本的な事であり、企業として取り組む
べき普通の取り組み内容です。目新しい項目は全くありません。
 ①組織の役割の明確化
 ②権限委譲
 ③社員の教育訓練のしくみ
 ④固有技術の蓄積
 ⑤目標の設定とマネジメントサイクル
 ⑥業務改革(生産性向上対策)のしくみ

社長が一番望んでいる、成長企業として、一歩上に抜け出せるかどうかは
この普通の事が普通のできる「基礎体力」作りが成功するかどうかに掛か
っているのです。
募集中のセミナー一覧です。 
無料】オンラインセミナー
有料】オンラインセミナー
【2026年1月~8月:毎月開催】
工場技術者スキルアップ研修
 デジタル技術を駆使した品質管理の
 ポイントを徹底的に理解する
【2025年11月~2026年3月:毎月開催 】
“AI駆動型”品質改善実践セミナー
 中堅社員・製造技術者向け、AIフル活用
 品質対策、生産性向上対策

【2026年5月~6月:6回シリーズ】
現場で即実践「QC手法6ステップ講座」
 指示待ち若手社員から自ら動く社員に
 変わる
電子データ版の製造業の現場ですぐ役立つ実務マニュアルシリーズです。最大40%割引あり
製造業の手順書シリーズ
(実務主体の管理手受・ツール、AI/デジタル化手順)
Proマニュアルシリーズ
(品質管理の普遍的な基本・マネジメント手法)
 設計技術者・設計管理者向け:設計管理・ナレッジ
 マネジメント、トヨタ式DRBFMの実施手順

 現場管理者・技術スタッフ向け:新製品立上げ
 ・品質作り込み手順、工程監査チェックシート

 工場長・現場管理者・技術スタッフ向け:AI
 デジタル化で生産性向上・品質向上を図る

 企業内集合教育・個人学習用:品質管理基本
 QCサークル活動発表事例(問題解決型・
 課題達成型)FMEA実施手順
 新人から経営者まで、階層別に品質管理基本を
 理解する

 現場管理者・技術スタッフ向け:日常管理の
 考え方、仕組み構築方法を解説

現場管理者・リーダー向け:生産性向上対策
 QCサークル活動事例

 工場長・現場管理者・リーダー向け:理論だけ
 でなく、現場の具体的な問題解決、仕組みの
 対策・水平展開手法の解説
 
20211018_142638-removebg-preview.png
 合同会社高崎ものづくり技術研究所代表の濱田です。
 日本が誇るものづくり技術にもっと磨きを掛けよう!!

 設計、製造、品質管理、海外工場管理などの実務経験45年
 製造業のあらゆる業務に精通!講演テーマも下記の通り
 多岐にわたります。  ★講演(セミナー)のご依頼は<こちらから
0524_2.jpg

 <講演・セミナーテーマ> 事例を豊富に紹介、すぐ使える実践的内容で好評を得ています。
 品質管理基礎・実践/ヒューマンエラー予防/QC七つ道具・QCストーリー
 トヨタ生産方式/TOC理論/DBR理論/スループット会計/FMEA・FTA/トヨタ式DRBFM
 実験計画法/なぜなぜ分析/4M管理/QC工程図作成/統計解析
 階層別教育/事業計画書・業務計画作成/DXの進め方/製造業のマーケティング(BtoB)
 仕事を楽しくする生き方とは?
  <プロフィル詳細  <ご挨拶