手段はいわば目的をいかに確実に達成させるかのツールでしかありません。
何の為にそれをやっているのか、その大きな所を見落としていてはいつまで
たってもゴールにはたどり着けません。
とかく日本人は、「なぜやるか」というとこより「どうやるか」に重きを置き
がちですね。悪いことではないのですが、何かを達成しようという場面において
は「手段」を「目的」にするのは避けるべきです。
例えば、「なぜなぜ分析」は何のために実施するのでしょうか?
どうも、なぜなぜと5回をつなげるにはどうするか?というテクニカルな部分
に頭が行ってしまい、目的が何かが忘れがちになっています。
昨日訪問したある大手の薬品会社では、そのことにやっと気が付いてくれた
様です。
当研究所が推奨する「なぜなぜ2段階法」をすごく気に入って頂いたようです。
もっと世の中に広まることを期待したいと思います。