どうしたら不良対策書は上手く書くことができますか?

Q:海外(中国企業)で働く日本人です。
日系の会社に納品してますが日本語がわかる人が2人くらいいます。
不良の山でタイサク書の書き方も英語,中国語と(お客は英語か日本語を要求)
内容がフィックスしてなくてお客に蹴られています。どうしたら最初の対策書
を上手く書く事出来ますか?また、どのような指導したらよろしいですか?

A:品質管理の基本から
対策書をうまく書くことに気を取られるのではなく、品質管理の基本を理解
することが先決です。日系会社であれば、おそらく現地のスタッフの作成した
対策書に満足することはないと思います。

対策書を書かなければならないのは、不良が流出するからですね。
不良が流出しないように、まず止血策として検査を強化するなどの対策を
講ずる必要があると思います。

後始末のことを考えるのではなく、どうしたら不良が流出しない様対策
できるかが、今一番重要な事ではないですか?

社内で一番優秀なスタッフを検査員に任命する、検査冶具を用意する、検査
指示書を整備するなどがまず全力でやらなければならないことだと思います。 


当研究所のサイトが参考になると思いますので、じっくりと記事をお読み
になることをお勧めします。

以上ご検討をお願いします。

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 合同会社高崎ものづくり技術研究所代表の濱田です。
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