FMEA(DRBFM)の正しい実施手順(1)新規点・変更点リスト

FMEAを導入するには、まず設計者自身が設計に対する考え方を変えなければ
いくらFMEA評価フォーマットを埋めてもよい結果は得られません。

FMEAを導入したいと考えている設計部門、設計チームの最大の間違いは、設計
のやり方はそのまま変えずに、FMEAフォーマットの記入方法だけを習得し完成
させようとするところにあります。


 ★実例で習得するFMEA/設計ミス防止対策セミナー
 ★設計品質改善事例解説書シリーズ
 ★無料サービス




設計の手順の中にいくつかの設計ツールを取り入れながら、FMEAを効果的に
実施する手順を解説します。
FMEAフロー.jpg

(1)設計FMEAの実施に先立ち、新規点変更点を明らかにする
新規点・変更点に着目し、ベース設計と新設計の差を明確にし、なぜ採用した
のか根拠を明確にします。
設計者は、ベースとなる基本設計部を基に、自らが採用した新規部品や新設計
部品を組み合わせて設計を行います。(流用設計・アレンジ設計)
設計ミスのほとんどが、この新規点・変更点に関連した部分で発生します。

(2)新規点・変更点リストの作成
新規点・変更点リストは、設計検討過程で新規点・変更点を漏らさずメモして
検討漏れが発生しないように作成します。
変更した部分に心配点があっても、記録せずにそのまま設計を進めてしまうと
試作段階や、製造段階で問題が発生し手戻りが生じます。また、最悪発見され
ずに市場で問題が顕在化します。

設計の根拠を明確にするため、また心配点を明らかにするために、設計検討の
過程で、その都度作成することで検討漏れを防ぐ効果があります。

新規点・変更点リスト.jpg