2020年05月25日

「ルールを守る」の本当の意味と、守るための③つの対策とは

「ルールを守る」の本当の意味と③つの対策とは

 現場の管理者の言い分
 ルールは守るのが当たり前、ルールを守らないからミスが出る。だから守らせるため
 の教育が必要である。

 作業者の言い分
 今までのやり方で問題なかったのだから、新しいルールを守れと言っても納得できない。
 このルールは、作業の実態に沿っていないので、やりにくいし、時間もかかる。 
 一方的にこのルール通りにやれと言われても納得できない、もっと良い方法があのでは。

 特にベテランの作業者(熟練技能者)にとっては新しいやり方には抵抗があると思います。
 では、ルールを守るとはどのようなことを指すでしょうか?
 またどのようにすればルールを守るようになるでしょうか?


 まず考えなければならないことは、日本人は暗黙のうちに、周りとうまく協調しながら
 地域社会や組織を形成してきたという歴史があります。
 仕事上も上層部からマニュアルを与えられ、この通り作業せよ!と欧米流に言われること
 には抵抗があります。

 またそのルールも「完璧なものは無い」ということが前提になります。
 とは言っても、工業品は一定の規格をクリヤし、効率的に生産する必要があるため、ルール
 に基づく作業は不可欠です。

 ルールを基にした仕事を進めるためには、以下の③つの対策が考えられます。
 ①現場管理者は、上記を念頭に、自発的に暗黙的なルールの形成を促すこと、より仕事が
 しやすく方法を提案させるように持っていくことが重要です。

 ②また作業者は、ルールをよく理解した上で、やりにくい点、こうしたほうが良いと思う点を
 常日頃から改善の提案を行うことが重要です。その受け皿作りは管理層の役割です。

 ③さらに、問題発生時には、常に「ルールはどうなっている」を出発点に原因を究明すること
 を習慣づける努力が必要になってきます。

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