下流工程における情報の欠落・劣化とは?

市場やお客様の期待や要求は仕様書、図面などの形でアウトプットされますが
その期待や要求は100%表すことができません。

また、上流の設計工程から、下流の製造工程に渡す情報は劣化し、100%
伝えることはできません。設計図面をもとに作成されるQC工程図や作業指示書
は完璧に作成したつもりでも、そこには必ず情報の欠落・劣化が生じています。

情報の劣化を防ぐために、それぞれの工程で問題が生じたとき、立ち止まり深く
考えることが必要になります。決して自分で判断し、前に進めてはならないの
です。情報の劣化を防ぎ、顧客の期待に応えられるよう付加価値をつける役目
上流工程とのコミュニケーション(デザインレビュー)やFMEAが担っています。
それぞれの立場で「異常」に「気づき」、情報の劣化を防がなければならない
のです。
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 合同会社高崎ものづくり技術研究所代表の濱田です。
 日本が誇るものづくり技術にもっと磨きを掛けよう!!

 設計、製造、品質管理、海外工場管理などの実務経験45年
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