外部提出文書データー改ざんによる会社の信用失墜:ヒューマンエラー対策事例3

この問題は、最近よくありがちな文書データの改ざんによるトラブル事例です。 

<不具合内容>
公的機関に提出するために、ロットごとにサンプルを抜き取って、成分分析
データを取得、提出書類を作成する担当のFさんは、提出期限に間に合わせる
ため前回取得データをアレンジして提出書類を作成しました。公的機関の一
担当者は、ほとんどデータの内容はチェックしないため、Fさんは時々、この
ようなやり方で、書類を作成しています。

ところがある時、市場にて製品のロット不良が発生したため、公的機関立会で
分析を行ったところ申請データと異なっていることが判明し大問題となりました。

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<対応策>
問題のある書類が作成され、社外へ出てしまうのは、管理が不在であると言えます。
管理者は、データの妥当性をすべてチェックすることはできませんが、書類作成
担当者が毎日の業務をどのような手順で行っているのか把握しておく必要があり
ます。

方法はいろいろありますが、時々、データの妥当性に関するヒヤリングを行うか
成分分析を行っている現場を巡回するなどが考えられます。

IOTなどでデーターを収集し、コンピュータで良否判定し顧客に提出するという
解決方法もありますが、結局企業側の責任が生じるため、最終的には人が判断する
必要があるため、完全な対策ではありません。

<対策書例>
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