◆2022年8月4日(木)記事を更新しました
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トヨタ式なぜなぜ(5回)分析の本当の意味を教えます。なぜなぜ分析のルーツと誤解を取り除く考え方と実践方法
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ロジカルシンキングとなぜなぜ分析の関係とは?その目的、発想が異なる!
◆2022年7月26日(火)オンラインセミナー講師を務めました。(日刊工業新聞社主催)
テーマは
「市場トラブルをゼロにする -上流工程における品質作り込み手法(演習付き)ー」です。
工程設計や、製造準備段階で実施すべき項目を実施していないために、本格生産に入ってから様々な不良や
トラブルが発生しています。
本講座では、「作業観察と改善」「QAネットワーク」「故障モード抽出表(過去トラのナレッジ化)」
など、上流工程で実施すべき品質対策の手法について解説しました。
★参考記事
上流工程で品質を確実に作り込む方法「QAネットワーク」と過去トラブルの「知識(ナレッジ)化」
◆2022年7月23日(土)中小製造業、22年度12%減益見込み 資源高しわ寄せ偏る(日本経済新聞)
日銀の6月の全国企業短期経済観測調査(短観)によると、製造業は全体で22年度に売上高が6.3%増
経常利益が7.9%減となる見通しだ。ロシアのウクライナ侵攻で拍車がかかる資源高が重荷となる。
同じ製造業でも規模が小さいほど影響は大きい。
中小は減益幅が12.2%に達する。売上高も2.8%増にとどまり、大企業の6.9%増に及ばない。
前回3月調査から経常利益の計画を下方修正したのは産業・規模別で中小製造業だけだ。
企業物価の上昇率は前年比9%台と約40年ぶりの歴史的水準になっている。コスト増を販売価格に転嫁
できるかが経営を左右する。製造業の売上高計画の上方修正幅は大企業が4.6%、中堅が1.9%、中小が
0.9%と差がついた。
販売価格が「上昇」と答えた企業の割合から「下落」の割合を引いた販売価格判断指数(DI)と
仕入れ価格判断DIの差(価格転嫁力)は、中小がマイナス44と大企業のマイナス31に劣る。
下請けは発注元のコスト削減圧力にさらされやすい。財務省の法人企業統計によると、1~3月期
に大企業は前年同期比で経常増益、中小は経常減益だった。明暗を分けたのは原価上昇の転嫁度合いだ。
売上高原価率は大企業が78.3%で0.1ポイント下がり、中小は77.1%で1.0ポイント上がった。
★利益の出る経営改善の進め方
http://factorysupport-takasaki.com/article/484830148.html
◆2022年7月22日(金)日本企業「脱中国依存」進む (帝国データバンク)
中国に進出している日本企業の数が過去10年で最も少なくなったことが帝国データバンク
の調べで分かりました。帝国データバンクによりますと、中国本土に進出している日本企業
は今年6月時点で1万2706社で過去10年で最も少なくなったということです。
新型コロナウイルスの感染が拡大した2020年以降、2292社が中国から撤退していました。
進出企業の減少数が最も多かった地域はロックダウンが実施された上海市で、人件費の
上昇や物価の高騰などから拠点を日本や東南アジアに移す企業が相次いだということです。
帝国データバンクは「ゼロコロナ政策による企業活動への悪影響といったチャイナリスク
に対し、中国からの脱依存を進める動きがみられる」と分析しています。
★難しい「脱中国」サプライチェーン!コロナ後の中小製造業の課題とは?
http://factorysupport-takasaki.com/article/478750333.html
◆2022年7月21日(木)スバル27万台リコール 電動サイドブレーキ不良など
スバルは21日、電動サイドブレーキが正常に作動しない恐れがあるとして、「レヴォーグ」など
5車種計24万7383台(2014年5月~18年8月製造)のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に
届け出た。
国交省によると、樹脂材料の選定が不適切なため、振動などにより電動サイドブレーキが作動しないか
解除できなくなる恐れがあるという。不具合は188件報告されている。
ほかにも、後退灯が点灯しなくなる恐れがあるとして、「WRX」2万2841台(14年6月~20年3月製造)の
リコールも届け出た。構成部品の材料が不適切なため、腐食が発生して点灯しなくなる場合があるという。
★リコール問題:なぜ工場で検出されず流出するのか?その3つの原因とは?
http://factorysupport-takasaki.com/article/478921364.html