生きた作業手順書の作成と運用のポイントを詳しく解説します。
後輩従業員へのノウハウの継承を目指して、中堅・ベテラン従業員の
見える化を行い、後輩従業員が習得すべき作業手順の作成に係る知識
と技能を習得します。
令和5年11月8日(水)ポリテク群馬主催セミナー
~作業の見える化と標準化・問題解決のための再発防止手順~
【日 時】令和5年11月8日(水)9:30~16:30
【会 場】群馬県勤労福祉センター第4会議室 (前橋市野中町361-2)
【講 師】合同会社高崎ものづくり技術研究所 代表 濱田 金男 氏
【受講料】3,300円(税込)※ 生産性本部会員は昼食付き
※ お申込み受付後、請求書を郵送させていただきます。
講師の言葉
技能伝承が上手くいっていない企業では、その理由として、技能を伝承する
ノウハウや仕組みがない、マニュアルがないなどが大部分を占めています。
また、指導すべき熟練社員のリタイヤ、能力が不足しているなど、教える側
の問題により、若手社員にうまくノウハウが継承できないとの指摘も多いと
思われます。
そこで、本講座では、 現場の作業や、間接業務を「見える化」し、作業手順
の標準化を行うための考え方、方法について演習を交えながら習得します。
また過去トラブルから、技術的なノウハウを継承するための考え方、進め方に
ついても解説していきます。
プログラム
Ⅰ.ナレッジマネジメント
ナレッジマネジメントとは、品質向上、生産性向上させるための管理手法で
あることを理解する。
1.暗黙知と形式知
2. ナレッジの共有化と業務効率化
Ⅱ.作業分解
必要な作業を漏れなく洗い出すため「作業分解」の重要性と作業分解手法を
理解する。
1.作業分解とは
2.作業分解シートの作成
3.OJT(職場教育)実施手順
Ⅲ.作業手順の作成
ノウハウの整理方法として、標準化、チェックリスト化手法とその運用方法を
理解する。
1.QC工程図の作成方法
2.作業手順書の作成方法
3.業務チェックリストの作成方法
4.再発防止対策とノウハウ(過去トラ)のまとめ方
<演習問題 ;業務チェックリストの作成>
<演習問題 ;原因の究明と対策とノウハウのまとめ方>