DX化といっても、いざ取り組もうとしても何から始めたらいいか?
迷ってしまう企業も多いと考えられます。
この場合は、まず、各職場の課題を洗い出し、それを解決するために
どのようなデータ(情報)をどのような手段で集め、それをどう分析
して解決するのかを考えてみます。
現場管理者の視点から見たDXの進め方とは?トップ方針と現場の活動の融合
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データ・デジタル技術活用で成功に導く
実は、これは、従来からの品質管理活動そのものなのです。
1.職場の身近な問題をデジタル技術を用いて解決する
職場で問題になっている、解決が求められる課題を、デジタル技術を用いて
解決する方法を考えてみます。
①タスク管理(プロジェクト管理)ツールの使用
タスク管理ツールは、チーム全体のタスクを管理し、進捗状況を一目で
確認できるようにすることができます。タスク管理ツールの代表的なも
のとしては、以下のものがあげられます。
・Microsoft To Do(無料):マイクロソフトのチームタスク管理アプリ
・Kintone To Do(1か月無料):同様にキントーンの個人やチームの
タスク管理アプリ
があげられます。そのほかGoogle To Do、Trello、Asana、Todoistなど
があげられますが、まずは、無料のサービスを試してみて、体験すること
が大事ではないかと思います。
②コミュニケーションツールの使用
チーム全体でのコミュニケーションを効率化し、迅速な情報共有を実現
します。代表的なものとして
・Slack: チャット形式でコミュニケーションを行えます。
グループチャットやプライベートチャットなど様々な形式が利用できる
・Microsoft Teams: Microsoftのコミュニケーションアプリです。
ビデオ通話やスクリーン共有などの機能も提供しています。
・Zoom: ビデオ会議アプリで、会議に参加する際に使用する。
・Google Meet: Googleのビデオ会議アプリで、Googleのアカウント
を持っていれば簡単に利用することができます。
③データ分析ツールの使用
データを分析することで、ビジネス上の課題を解決する手がかりを探す
ことができます。
データ分析ツールとしては様々なものがありますが、一部の代表的なもの
は以下の通りです
・Excel: おなじみの表計算ソフトです。簡単なデータ分析に適している
・Google Sheets: クラウドベースの表計算ソフトです。Excelと同様
に簡単なデータ分析に適している
・Tableau: データを可視化することができます。ビジネスインテリ
ジェンス(BI)のソフトウェアとしても利用されている。
・Power BI: Microsoftのデータ可視化ツールです。Excelと統合する
こともできる。
・R: 統計ソフトウェアです。高度なデータ分析を行うことができますが
学習コストが高いとされている。
・Python: プログラミング言語です。データ分析のライブラリが豊富です。
使い方や必要性に合わせて選ぶことが大切です。データ分析のスキルも
重要な要素となりますので、適切なツールを選ぶ際には必要なスキルを
身につけておくことが大切です。
④データ分析手法
データ分析には様々な手法があります。以下は一部の代表的な手法を紹介します。
・統計分析: 集計統計や回帰分析などの手法を使ってデータを分析する。
・データマイニング: 大量のデータを分析して、潜在的なパターンや
トレンドを見つける。
・機械学習: 人工知能を使ってデータを学習し、予測や分類などを行う。
・可視化: データをグラフやチャートなどの可視化ツールを使って視覚的
に表現します。
データ分析手法は使い方や必要性に合わせて身近なものから使っていくこと
が大切で、従来から使われているQC七つ道具や統計手法を学ぶことが基礎
となります。
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