製造業において作業手順書は作って終わりではありません。なぜなら、
作業手順書は作りっぱなしでは、決して守られることはありません。
正しく作成・管理し、正しく教え、守らせていく(習慣化する)こと
が重要となります。
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それでは、作業手順書をどのように作るのか?どのように教えるのか?
どのように守らせるのか?問題点をどのようにフィードバック・維持管理
して行くのかについて要点をまとめてみます。
1.作業手順書を作る方法
・作業手順書の目的や目標を明確にする。
・作業手順の流れを理解し、手順をシンプルに記載する。
・チェックリストや図解などを使用して、視覚的にわかりやすくする。
・作業手順書を更新する際には、関係者とのコミュニケーションを図り
フィードバックを掛けていくことが大切である。
2.作業手順書の教え方
・作業手順書を理解し、実践するためのトレーニングを実施する。
・教育やトレーニングには、なぜそうするのか? カンやコツが必要な
作業、注意が必要な作業をピックアップし、指導者が実際にやって
見せることが重要である。
・定期的な研修や勉強会、トレーニングプログラムなどを計画的に実施
し、作業者とのコミュニケーションを深め、能力向上につなげる。
3.作業手順書の守らせ方
・作業手順書が習慣化されるよう、関係者全員が守ることを強く意識させる。
・実践において、遵守しているかどうかを現場観察することが重要である。
・守られない場合には、原因を特定し、改善策を検討する。
4.問題点のフィードバック・維持管理
・実践中に問題が生じた場合には、関係者にフィードバックを求める。
・問題を分析し、作業手順書の改訂や修正が必要な場合には、迅速に
対応する。
・継続的な監視や評価を実施し、改善点を洗い出し、継続的に改善して
いくことが重要である。
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