0コメント

「品質は工程で作り込む」は間違い!本当は「品質は〇〇で作り込む」が正しい品質管理の考え方

「品質は工程で作り込め」とは、トヨタ生産方式において、自分の作業する範囲は
自分で品質の保証をするという考え方です。つまり、自分が担当する工程で不良品
を作らないように、自分自身が品質を管理し、次の工程に渡すことで、最終的な
製品の品質を高めることができるという考え方は、「自工程完結」とも呼ばれて
います。

   従来からの品質管理の常識を破り、環境の変化に適応した新しい品質管理の
   常識を定着させるための解説記事シリーズ

    事例研究・実習で品質改善の実務能力向上を図る
    DX、FMEA/DRBFM、再発防止手順など


OIG (2).jpg

トヨタの品質管理については、戦前から豊田佐吉氏の言葉や豊田喜一郎氏の「監査
改良の精神」にその起点を見出すことができます。
その後、トヨタ自工では、1949年初頭から機械工場をモデル工場として、統計的
品質管理の準備的な研究調査を開始し、1950年1月には本格的な研究に移り、機械
加工部品の品質管理をスタートさせました。

このような伝統的なSQCを基本とした品質管理から「品質は工程で作り込め」と
いう考え方が生まれたのです。

しかし現在では、より上流の品質、未然予防の考え方が品質管理では重要になって
いるため、トヨタの伝統的な品質管理は少し時代遅れの感じがします。

品質は上流の設計工程、製造準備の段階で作り込むことが大切です。
ただ、「品質は工程で作り込め」という考え方は、製造工程においても品質を担保
するために重要な考え方の一つであり、自分の作業する範囲だけでなく、全体の工程
において品質を担保することが求められます。つまり、自分の作業する範囲だけを
考えるのではなく、最初に全体の工程においてどのように品質を担保するかを考え
工程を設計したうえで、各担当者が自工程完結」させることが重要です。

以上のことから「品質は工程で作り込む」のではなく、「品質は上流で作り込む」
が正しいことになります。

この記事へのコメント

【2026年9月 新開講】無料オンライン体験講座
(計画中)
ベテランの30年を、AIに刻み込む。KATANA(刀)×TAKUMI(匠)の実践プログラム
無料
体験講座
★ 無料で「AIで熟練者の知恵を引き出す」を体験
2026年9月〜2027年2月 (1回1時間)毎月開催/実践型品質管理手法。
有料コースの前に、KATANA・TAKUMIの考え方にまず触れてください。
【2026年9月 新開講】有料オンライン講座 ─ 3コース
(計画中)
全4回・月2回・1回2時間/毎回「翌週使える成果」を持ち帰る/現場AI実装士 認定対応
① 現場変革コース
現場AI実装士(3級)/若手・現場リーダー
また同じミス、を
AIで終わらせる
過去トラを10秒で召喚。対策欄から「教育を徹底する」が消える。KATANA入門。
③ 設計品質コース
現場AI実装士(2級)/設計者・技術者
その不具合を、
市場に出す前に潰す
KATANA×TAKUMI統合。お客様が将来困らないかを問うDRBFMの発想。
② 組織改革コース
現場AI実装士(1級)/管理者・品質責任者
Aさんが辞めても、
ラインは止まらない
ベテランの暗黙知をAIに刻む。TAKUMI実践とAIチャンピオン育成。
コース以上の修了で「AI現場実装スペシャリスト」認定。企業単位・個人どちらでもお申し込みいただけます。
電子データ版の製造業の現場ですぐ役立つ実務マニュアルシリーズです。
濱田式AI品質スタンダード6ステップマニュアル
(現場の新人~ベテランまで、自分でAIを使い改善を回し始める)
詳細・お申込み
Step1
・失敗しない新人教育,行動と心構え
・不良/異常・予兆の違いとAI
Step2
・AIと会話形式でなぜなぜ分析
Step3
・QC手法による分析はAIが行う
・勘と経験の判断をAIでデータ化
・QCストーリー要因解析をAIで
Step4
・過去トラ対策書を知恵袋にする
・氷山モデルで要因の深掘り
・PM分析・不良原因マップ本質対策
Step5
・形骸化したFMEAが蘇る
・下流(製造)~上流(設計)知のループ
Step6
・過去トラ・暗黙知を全社資産に
・Aさんが辞めても現場は動く
製造業の手順書シリーズ
(実務主体の管理ツール、デジタル化手順)
Proマニュアルシリーズ
(品質管理の普遍的な基本を理解する)






 
20211018_142638-removebg-preview.png
 合同会社高崎ものづくり技術研究所代表の濱田です。
 日本が誇るものづくり技術にもっと磨きを掛けよう!!

 設計、製造、品質管理、海外工場管理などの実務経験45年
 製造業のあらゆる業務に精通!講演テーマも下記の通り
 多岐にわたります。  ★講演(セミナー)のご依頼は<こちらから
0524_2.jpg

 <講演・セミナーテーマ> 事例を豊富に紹介、すぐ使える実践的内容で好評を得ています。
 品質管理基礎・実践/ヒューマンエラー予防/QC七つ道具・QCストーリー
 トヨタ生産方式/TOC理論/DBR理論/スループット会計/FMEA・FTA/トヨタ式DRBFM
 実験計画法/なぜなぜ分析/4M管理/QC工程図作成/統計解析
 階層別教育/事業計画書・業務計画作成/DXの進め方/製造業のマーケティング(BtoB)
 仕事を楽しくする生き方とは?
  <プロフィル詳細  <ご挨拶