対策書が簡単に作成できる画期的なEXCELフォーマット！
ヒューマンエラー再発防止対策の標準化Proツール（Excel プルダウン選択式）
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DX、FMEA／DRBFM、再発防止手順など
１．概要説明
不具合対策書の作成は意外と難しく、現場の観察力や品質管理の知識、現場改善
の経験など、総合力が必要となります。
私も、仕事柄、企業様の対策書を見せて頂くことがありますが、記載内容が不備
で、とても再発防止対策とは言えないものが多く見受けられます。
特に、原因、対策、標準化の内容は、対策書作成する担当者によって大きなばら
つきつきがあります。現場作業者や、品質管理担当者は対策書作成に不慣れで
あると同時に、上記に示した、経験や知識の不足、書き方の教育を受けていない
こともあるため、原因の捉え方が浅かったり、問題の要因の範囲を狭くとらえて
いることが多いと考えられます。
そこで、今回、対策書の原因と対策欄は、あらかじめ設定された項目をプルダウン
メニューから選択できるよう、標準的な項目をリストアップしました。
メニュー項目を選択することにより、報告書作成者は、「このように原因を捉える
のか・・・」「対策や標準化はこのように行うのか・・」が理解できると思います。
左上から順番に説明します。
１．発生した不具合の因果関係は唯一の固有事象であること。
「作業ミスによる製品の傷」というような抽象的な表現ではなく
何が、または誰が、どのような場面で、どのようなケースで何々
をしたので、何々の不具合が生じた、と表現します。
緊急処置、暫定対策は、選別内容、、検査の実施、測定実施、
緊急処置、暫定対策は、選別内容、、検査の実施、測定実施、
工程内の物理的な処置、表示の追加、簡易指示図作成などが
あげられます。
これらは固有の事象の不具合内容と、処置であるため、事実
関係を調査し、記入ことが必要です。
２．要因（原因欄）
原因候補、要因をプルダウンメニューから選択し、不具合現象、
因果関係と最も深く関係する項目を原因を絞り込みます。
関係の薄いまたは、関係のない原因候補は削除します。
原因候補は8種別、約80種類の項目から選択可能となっています。
３．要因調査
要因の調査は、上流工程から下流工程まで含めます。
これは自工程完結の観点から、後工程へ不具合項目を送らない工程
となっているかの観点で実施します。
例えば工程設計の段階で、QC工程図の作成時に検討が漏れていた場合
なぜ検討が漏れたのかを良く調査する必要があります。
４．原因の特定
ここでは、発生した現象、因果関係に最も関係が深い3項目を原因と
して選択した状態を示しています。
５．対策
対策内容は、プルダウンメニューから選択します。対策はできるだけ
広い範囲をカバーすることで、水平展開、あるいは上流工程の対策を
含めることができます。
６．標準書にフィードバック
対策内容を標準書にフィードバックすること、関係者に周知すること
その周知された内容が正しく実施されているかを確認することにより
再発防止が図られたことが確認できます。
ヒューマンエラー再発防止対策の標準化ツールフォーマットを下図に
示します。
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