2018年05月05日

キーワード解説:IOTの品質管理への応用事例

キーワード解説:IOTの品質管理への応用事例

IoTとは「Internet of Things」の略で、「モノのインターネット」と訳します。

パソコンなどの情報通信機器に限らず、すべての「モノ」がインターネットに

つながることで、生活やビジネスが飛躍的に変化すると言われています。


ものづくり現場で生み出されるデータは宝の山であり、そこから収集される

膨大なデータと、AIを使った様々な活用事例が紹介されていますが、現状は学習

機能付きの作業ロボットや、製品の検品システムなど、ある業務に限った形での

導入に留まっています。


IOT導入は目的ではなく、業務改革の手段(ツール)として必要に応じて検討

を行う必要があります。

IOT化に当たって当然のことながら

・ツールや機器を工場内に導入するエンジニアの存在

・データ解析を通じて付加価値づけを行う人材

が不可欠です。


中小企業では、まず身の丈にあった目標を設定するのが成功の秘訣です。

IoTには大きな期待が寄せられていますが、必ずしも「AI」が不可欠だとは限り

ません。多くの中小企業では、スモールデータでも十分な場合が多いのではない

でしょうか。


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 ★生産現場のIOTの4つの機能【

 ★IOTによる標準化・マニュアル化【

 ★現場にいるヒトのIOT武装化【

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 ★IOT導入のステップ【

 ★HMDの活用【】【


IOTは本当に使えるか?生産現場IOTの4つの機能:製造業の事例解説・改善の進め方

製造現場の「スマート工場」実現に向けた取り組みは、活発に行われている。
2016年5 月、政府はGDP600兆円を目指す成長戦略として「日本再興戦略2016」
をまとめ、IoT、ビッグデータ、人工知能、ロボットなどの新しい技術を活用して
労働力不足を克服するための生産性向上や新たな有望市場の創出を目指すとした。

■ 工場の具体的な取り組み手順は以下の通り。
 ①まず工場の機械の様々なデータをセンサなどで測定する
 ②測定データをインターネット経由でIT企業のクラウドに送る
 ③IT企業は収集した膨大なデータを分析、有効なデータに加工 
 ④工場管理部門でデータを分析し、生産性向上、品質向上に役立てる

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センサー技術、AI機能を搭載したクラウドなどのインフラ整備は進んでいるが
果たして、IOT化に向けた取り組みを行う、IT技術者、コンポーネント技術者
データを解析し、改善提案ができる技術者育成は十分に行われているかが、
企業側にとっての課題となる。

■ 現場IOTの目的と4つの機能
IOTの目指すものとして、以下の項目があげられる
 ①顧客の要求なら1個でも注文に応じるカスタマイズ性
 ②注文を受ければ瞬時に生産が始まるリアルタイム性
 ③大量生産とさほど変わらない驚きの価格で提供

つまり、究極は、1個生産であっても、大量生産と変わらないQCDを実現する
ことにある。そのためには、IOTに求められる以下の4つの機能がある。

(1)人の分析と動作改善
 ・作業など監視、ウエアラブルセンサーなどから得られるデータを基に作業分析
  動作分析を行い、生産性向上、ポカミス防止につなげる
 ・複雑な作業工程、点検保守作業などのガイダンスをHMD(ヘッドマウント
  ディスプレイ)などを使って、熟練者と同等の作業を可能とする

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(2)機械の分析と効率化
 ・遠隔操作・モニタ機能、稼働監視データを基に生産性向上につなげる
 ・既存の旧式機械においても、データ収集が可能なセンサーが各種開発されており
  現状、IOTの活用が最も進んでいる分野である


(3)検査の精度向上
 ・AIの学習機能により、自動検査、官能検査の実施、データ収集と解析と蓄積を
  かさねることにより、検査精度の向上が期待でき、品質向上につながる
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(4)異常の解析
 ・ビデオ撮影による現場・現物・現実、過去の瞬間取り出し、周辺状況の把握による
  異常発生の瞬間、発生前後の状況解析
 ・異常発生をセンサーで検出し通信、表示、アラーム
  

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企業で何かしらのIoTを活用した取り組みを行ったとしても、圧倒的なコスト
削減や生産性向上が追究できなければ意味がありません。
多品種少量生産工場では、人出が不足する、生産効率が上がらないなど、多くの
課題、問題を解決する手段としてIOTの活用が期待できます。

上記のIOTの4つの機能を念頭に、まず、何をどこに導入していったら良いか?
充分に検討してい頂きたいと思います。


手間のかかるマニュアル作成をどう進めるか?(IOTによる標準化・マニュアル化の進め方・事例)

もはや世の中、パワーポイントやワードでマニュアルを作る時代では
なくなって来ました。

既存のひな形を利用するというのも一つの方法ですね。

最近は、簡単に作成できて、見やすいマニュアル、しかもメンテナンスも
簡単というマニュアル作成ソフト(システム)が急激に普及してきました。

ソフトの種類としては次の2種類です
・クラウド型マニュアル作成ソフト
・PCインストール型マニュアル作成ソフト

また、機能としては、以下のようなものがあります。
・文字とスライド編集
・音声とスライド編集 
・動画とスライド編集
・WEB(社内)共有機能
・かんたん追加編集機能 
・eラーニング機能
・その他、高度な編集機能

マニュアル作成ソフトのメリットとして
・品質の高いマニュアルを作成することができる
・作成の手間、コストを削減できる
・複数拠点(職場)で瞬時に共有できる 

では、どのようなマニュアル作成ソフトがあるのか?というと
簡単にマニュアル作成したい企業には「Teachme Biz」がお勧めです。

最近のマニュアル作成ソフトでは一番の知名度を誇り、月額5,000円から
利用することができるクラウド型のマニュアル作成・公開サービスです。
WEB(社内)公開機能もついており、このサービスだけでマニュアル作成
も公開も行えてしまう画期的なサービスです。
・月額費用:5,000円~
・初期費用:0円~(プランによっては初期費用が発生)
・サービスタイプ:クラウド型
・導入実績:1,200社以上
・マニュアル作成機能、ファイル出力機能、WEB(社内)公開機能など

そのほかには以下のようなソフトが有名です。

最後にマニュアル選定のための比較サイトを紹介します。

「読まれる・伝わるマニュアル」を作成するには、ワードやパワーポイントで作成
するのではなく、マニュアル作成ソフトを検討すべきです。
マニュアル作成の工数削減ができるのはもちろん、品質の高いマニュアルを作成
することが可能となります。

現場にいる「ヒト」の IOT武装とは?

労働人口の縮小・高齢化、熟練した作業員のリタイヤや外国人労働者増加など
から現場におけるITを活用した作業支援の需要が高まりをみせています。

そこで、AR(拡張現実)や身につけて持ち歩くことができる機器や装置
(ウェアラブルデバイス)の技術を使って、製造や物流を中心とした現場作業
を支援するシステムが注目を集めています。

ARメガネまたはヘッドマウントディスプレイ(HMD)は、それを装着すること
ハンズフリーになること、インターネットを通じて遠隔地と様々な情報のやり
取りができることなどから、製造や物流を中心とした現場支援や作業記録の効率
化などに適用可能です。
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プラントエンジニアリング企業における応用例
プラントエンジニアリング企業では、工場内の点検作業では若手作業員とベテラン
作業員と二人一組で現場を回っていました。ペアで作業すればベテランのノウハウ
を若手に伝授することができますが、ベテランの人数が限られる中では効率的では
ありません。
また、マニュアル類を持ち歩いての作業は安全性に課題があり、点検を終えて事務
所に戻ってからレポートを書く業務も煩雑です。

そこで点検作業にARメガネを導入しました。ARメガネに装着されているカメラや
マイクなどを通して管理室でモニタリングしているベテランとやり取りすることで
若手でも一人で点検作業にあたることができるようになります。

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作業のチェック項目もメガネのレンズに表示されますので、点検マニュアルを持ち
歩く必要もなくなります。更に作業が完了した機械部分を、作業員がレンズを通し
て見ると、自動で作業項目にチェックが入るので、紙のレポートを作成する必要が
なくなります。

業務マニュアルの拡張版
ARメガネ、HMDのその実態は「作業マニュアル」の拡張版として位置づけられます。
はじめは紙製のマニュアルから始まり、PCで見るWebマニュアルが加わり、近年は
可搬性の高いスマートフォンやタブレットを活用することも増えました。
そして新たに加わったのが、ARメガネ、HMD、スマートグラスなどと呼ばれる
ウエアラブル端末です。
今後は「物流」「フィールドサービス」「製造業の組み立て現場」などでの活用が
どんどん進んでいくことと思われます。



IOT活用事例:経済産業省「中小ものづくり企業IOT活用事例集」より

2017年3月 経済産業省 関東経済産業局において、先行してIOT活用に取り組む
中小ものづくり企業20社を取り上げ、事例集をまとめている。


中小企業の取り組みは、設備稼働状況の監視、可視化、紙や口頭情報のデータ化
などの取り組みが始まった段階であり、更に取得データを活用することで、一層の
生産性向上や、新たな商品、サービスの付加価値創出を実現できるかが期待される。

■ IOT導入・活用事例
 ①人の分析と動作改善
  ・特になし

 ②機械の監視分析と効率化
  ・三色灯の光を読み取り、工作機械の稼働状況把握、商品化
  ・夜間の稼働を可能とするIOT化した熱処理炉の活用
  ・複数の成形機のデータを取得管理し、迅速な製品情報の取得
  ・3Dデータの作成・活用を全社的に進め、手間や不良を大幅に削減
  ・遠隔の機械の状態を監視する市雲の構築
  ・複数拠点の生産設備のIOT化
  ・IOT、ネットワークカメラによる24時間、365日稼働を実現
  ・設備更新で鋳物工場をIOT化
  
 ③品質管理、検査の高精度化
  ・ミキサー車をIOT化し、生コンの適切な品質管理を実現

 ④標準化・マニュアル作成、教育訓練
  ・簡単マニュアル作成ツール活用、新人作業者用マニュアル作成
  ・多様な業務経験が必要な切削加工の見積り作業を省力化

 ⑤新商品・新サービスの創出
  ・測定データからダイレクト切削加工を可能とし、簡単に試作品を製造するサービス
  ・切削加工業業がクラウド見積りサービスの新会社設立
  ・稼働状況を踏まえた顧客サービスを実現
  ・顧客との工程進捗状況共有を可能とする生産管理システムの開発

IOTの導入状況を見ると、多品種少量生産工場の人の動きの分析(準備作業、間接作業
手待ち)などの、データ収集と分析を行い、作業改善につなげていくIOTシステム
また、作業の標準化、マニュアル作成、勘コツ作業の教育訓練などにIOTの活用が
望まれる。

IOTの目的と狙いを理解する:製造業の事例解説・改善の進め方

IoTとは「Internet of Things」の略で、「モノのインターネット」と訳します。
パソコンなどの情報通信機器に限らず、すべての「モノ」がインターネットに
つながることで、生活やビジネスが飛躍的に変化すると言われています。


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ただ、IOTに関する様々な情報が飛び交い混乱しているのも事実です。
IoTについて基本や本質を理解せず、情報を得ようとしても増々惑わされて
しまうため、まず基本をじっくりと学習し、理解することが必要です。

まず、IOTでは「ありとあらゆるモノ」がインターネットにつながることと
言われています。しかし、家電製品などは、すでにインターネットでつながっ
て、スマホからコントロールすることも可能になっています。
ただ、IOTは、ただ繋がるだけでは何の意味もありません。

IoTシステムにおいては、以下の機能が基本的な流れとなっています。
① 「検知機能」でモノから情報を取得する
② インターネットを経由して「コンピュータ」にデータを蓄積する
③ 蓄積されたデータを分析する。
 ビッグデータを解析するには「人工知能」が使われる
④ 分析結果に応じてヒトや企業に有益な情報や付加価値を提供する

つまりIoTとは、ただ単にモノがインターネットにつながることではなく
モノから情報を取得し、それを利用して、どういう問題を解決するのか? 
誰の課題を解決するのか?までを考えることなのです。

企業で何かしらのIoTを活用した取り組みを行ったとしても、圧倒的なコスト
削減や生産性向上が追究できなければ意味がありません。
多品種少量生産工場で、人出が不足する、生産効率が上がらないなど、これまで
課題だった問題が解決し、飛躍的に生産性や品質が向上したり、コストダウン
に繋がったりする方法を考えなければならないのです。

このようにIOT導入の目的を良く見極め、自社の取り組みを行っていくことが
重要となります。


IOT導入事例・導入の進め方:製造業の事例解説・改善の進め方

工場でIOTを活用したいが何から始めたらいいか?
まずは、「製造作業支援」、「設備保全」について検討してみます。

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1.工場の現状
多品種少量受注生産工場における生産は、品質特性の基準を十分にクリア
できない状態で量産工程に入るケースも多く発生します。
そうなると生技部門、品質保証部門、製造部門が量産工程で生産する品種が
著しく増加する中で、品質基準を確保する製造方法の改善を行わなければ
なりません。

このため新製品の立ち上り時期は不良の手直しや、廃却によるロスへの対応
が増加します。

ある程度品質が安定し、継続生産に入っている製品でも多くの課題は残ります。
品質基準を確保するための製造条件は一律で設定しているが、様々な変動要因
によって、不具合が発生します。

そうすると現場では熟練工がカンコツを働かせて製造条件を微妙に調整して
その場をしのぎます。

品質基準をクリアするための製造条件は日々変動しますが、熟練工の豊富な
経験により品質が確保されているということが言えます。

2.IOT導入の具体的手順
このような状況下で、IOTをどのように導入していったらいいでしょうか?

①作業支援としてのHMD(ヘッドマウントディスプレイ)の導入
製造業の現場では、多品種少量生産が進み、熟練の作業員でも、次々に増える
類似機種の組み立て作業の手順を全て間違いなく記憶することは困難です。
そこで、HMDに細かい作業工程の情報を表示し、それを確認しながら組み立て
ることで効率よく、しかも間違いなく組立することができます。

HMDは、ハンズフリーのため、作業を続けながら、視界の端で情報を確認でき
るために、指示書やタブレット端末でマニュアルを見るのに比べて効率が極めて
高くなるため、ハンズフリーのウェアラブル端末は「現場」作業に適したツール
といえます。

HMDは、単に作業手順の表示を行う機能に留まりますが、各工程ごとの作業時間
計測、作業ミスの件数などの情報をネットを通じて収集する「仕掛け」が必要
になります。これらの情報を収集分析することによって、作業改善につなげていく
ことが本来のIOT導入の目的なのです。

②設備保全におけるIOTの導入
設備保全のあるべき姿は、故障発生を未然に防ぐために予防保全を行うことです。
そのためには「設備保全計画の立案」「定期点検の実施」「設備稼働の管理」
「設備停止の対策立案」のPDCAサイクルを回すことが重要です。

しかし、設備仕様を記載した資料や、定期点検の記録は紙で原本管理されて
おり、それが製造現場に点在しているのケースをよく見かけます。

この場合、現場管理者は現場に行けば設備の状況を把握することが出来ますが
工場全体でどんな仕様の設備がどこに配置されているか、その設備の点検項目
が妥当か、適宜実施できているか即座に把握することが困難な状況です。


そこで、IoTを導入することによってまず、設備の監視や制御を行うための
意思決定支援の手段としての活用が効果的と思われます。
具体的には現場管理の熟練者の経験を最大限生かし、生産設備にセンサーを
設置し、現場から離れた場所でも的確な情報収集が行える環境を構築します。
そこで、熟練管理者は、収集した情報を見て、予防保全のために適切な指示を
出すことができます。

設備の故障は摺(しゅう)動部の摩耗、劣化、コンピュータ制御用の電子回路
の故障頻度が高いため、長期停止を防止するための定期点検、予備品のストック
を行っておくことが重要となります。

その上で、設備にセンサーなどを搭載する場合には、設備稼働情報(設備稼働
時間、停止時間、段取替え時間)、出来高情報(ショット数)品質情報(温度
条件、不良原因別不良数)などの情報を収集できるようにして、トラブルの
未然防止策を講じていくことが重要です。

IOT導入を考える前に:製造業の事例解説・改善の進め方

IoTとは「Internet of Things」の略で、「モノのインターネット」と訳します。
パソコンなどの情報通信機器に限らず、すべての「モノ」がインターネットに
つながることで、生活やビジネスが飛躍的に変化すると言われています。

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製造業でIoTが本格化しようとしています。
確かにものづくり現場で生み出されるデータは宝の山であり、そこから収集される
膨大なデータと、AIを使った様々な活用事例が紹介されていますが、現状は学習
機能付きの作業ロボットや、製品の検品システムなど、ある業務に限った形での
導入に留まっています。

小ロット品の対応で業務に忙殺される中小企業の現状から脱却するため、まず全社的
な業務の流れを把握するところから始まり、工程間の連動にこぎ着けるまでの業務改革
の計画の中でIOTの活用方法を捉えて行く必要があります。

IOT導入は目的ではなく、業務改革の手段(ツール)として必要に応じて検討
を行う必要があります。
IOT化に当たって当然のことながら
・ツールや機器を工場内に導入するエンジニアの存在
・データ解析を通じて付加価値づけを行う人材
が不可欠です。

かつて、生産管理システム(ERP)導入ブームで高価なシステムを導入したが
個別原価の把握や工程進捗を管理すると言っても、ほとんどうまく行きません
でした。
まずは、身の丈にあった目標を設定するのが成功の秘訣です。在庫管理も出来て
いない状態で、ERPシステムを導入しても効果は期待できません。

IoTには大きな期待が寄せられていますが、必ずしも「AI」が不可欠だとは限り
ません。多くの中小企業では、スモールデータで十分な場合が多いのではない
でしょうか。

経済産業省(経産省)などが主導するロボット革命イニシアティブ協議会(RRI)
の「IoTによる製造ビジネス変革」ワーキンググループ(WG)が2016年10月から
募集していた中堅中小製造業におけるIoT(モノのインターネット)の先進活用
事例の結果が発表されました。

まずはこのような先進事例を参考にして理解を深めて頂ければと思います。

IOT(HMD:ヘッドマウントディスプレイの応用例)製造業の事例解説・改善の進め方

HMD(ヘッドマウントディスプレイ)は製造ラインの業務支援・検査にとどまらず
サービス業、卸売業、建設業、保守メンテナンス業など、様々な業界で応用が
可能です。

以下にその応用例を紹介します。

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カメラ、マイク、ヘッドセットなどを組み合わせ、コンピュータに接続することで
アイデア次第で、様々な用途として使うことができます。

①案内(ガイダンス)
 ・商品説明:価格、使用方法や機能の説明など表示
 ・作業手順:工場の作業や機械設備の操作手順など順番に表示
 ・ピッキング・仕訳:バーコードリーダーと組み合わせ発送先等の表示
 ・検査規格:製品や材料の重量成分などの検査規格表示
 ・レシピ:材料の種類、量の表示、調合手順の表示
 ・遠隔指示:カメラとヘッドセットと組み合わせ、操作手順など遠隔指示

②解析・修理
 ・トラブルシューティングガイダンス:故障診断項目の表示
 ・修理手順指示:修理箇所、修理手順の表示
 ・チェックシート表示:点検項目、検査項目の表示

③結果表示
 ・成分分析結果:測定結果の表示
 ・検査結果:温度や成分分析器などの測定系っか表示
 ・在庫確認結果:理論在庫を表示し、現物調査結果と照合
 ・計算結果:カウンターと組み合わせカウント値の合計計算結果表示
 ・作業履歴・結果:作業モレ、確認漏れの表示

④教育ツール
 ・新人教育ツール:作業マニュアルの表示
 ・OJTツール:作業マニュアルの表示
 ・熟練技能の継承:熟練作業手順の表示

これらの応用例は、すべてAR:Augmented Reality技術(拡張現実)が
使われています。
つまり、現実の風景に情報を重ね合わせて表示する技術で、たとえば、ヘッド
マウントディスプレーを通して現実の機械を見る際に、機械の各部の名称を
表示したり、交換すべき部品の画像を表示することができます。

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IOT(HMD導入事例・導入の進め方)製造業の事例解説・改善の進め方

IOTは「ありとあらゆるモノ」がインターネットにつながることですが
ただ繋がるだけでは何の意味もありません。

IoTシステムにおいては、以下の機能が基本的な流れとなっています。
① 現場から情報を取得する
② ネットを経由して「コンピュータ」にデータを蓄積する
③ 蓄積されたデータを分析する。
④ 分析結果に応じてヒトや企業に有益な付加価値を提供する
  ・現場の見える化
  ・生産性の飛躍的向上
  ・品質の飛躍的向上
  ・コストの飛躍的節減
  ・人の有効利用

つまりIoTとは、ただ単にモノがインターネットにつながることではなく
モノから情報を取得し、それを利用して、工場の現場でどのような問題を
解決するのか?までを考えることなのです。
以下に、AR(各超現実)技術を使った応用事例を紹介します。
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IOT(ICTとはなにか?)製造業の事例解説・改善の進め方

ICTとは、「Information Communication Technology」の略語で、
直訳すると「情報通信技術」です。
ちなみに、ITとは、、「Information Technology」で「Communication」
という単語が含まれていません。
ITは、「情報技術」であり、業務効率化を目的とした仕事のOA化を進める
ための技術そのものを指していました。

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現在では、「IT技術」によるOA化はもはや当たり前となっていますが、
インターネットが普及した現在では、情報をやり取りする技術が進んでいる
ことから、「ICT」は、より通信機能が高機能化した技術と言うこともできます。
しかしながら明確な区別はなく、結論から言うと「IT」と「ICT」は、ほぼ
同じ意味と捉えられます。

一方で、ITが経済の分野で使われることが多いのに比べ、ICTは主に教育、
医療、介護・福祉などの公共分野、公共事業の分野で使われることが多い
といえます。
これは、ITとは経済産業省の用いる用語であるのに対して、ICTは総務省の
用いる用語だからと考えられます。

IT ICT IOTなどの紛らわしい言葉が氾濫していますが、厳密な区別は付け
にくいのです。
商売のネタにしようとこれからも新しい言葉が意図的にばらまかれますが、
これらに踊らされないように気をつけましょう。

 ★「IOT」の解説はこちらを参照してください

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IOT(ARとVRの違いとは?)製造業の事例解説・改善の進め方

2016年はVR元年とも言われました。ARとVRの違いは何でしょうか?
今年は、本サイトで製造業における活用方法について考えて行きたいと思います。
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■ VRとは仮想世界に現実を反映させる技術
(仮想現実:VirtualReality:バーチャルリアリティ)
VRは、現実ではないが現実のように感じさせる仮想世界に現実の人間の動きを
反映させる技術のことをいいます。
仮想世界は現実ではありえないものも簡単に再現することができます。
 ★ https://www.youtube.com/watch?v=Ae299ClfyL0

VRといえばゲーム!といわれるほどゲーム業界では活用されています。
また医療の分野でもさまざまな応用がある。たとえば、社会不安や飛行恐怖症
会話恐怖症、高所恐怖症などを持つ患者はVR技術によって、快復したケースが
あります。そして、VRは生理治療の面で、手術をするとき、患者の注意力は
仮想現実世界に没入して、身体的な痛みを忘れることができます。
また、医学生の医療トレーニングにもVRが用いられています。

■ ARとは現実に仮想世界を反映させる技術
(拡張現実:AugmentedReality:オーグメンテッドリアリティ)
ARは、現実の世界の一部に仮想世界を反映させる技術のことです。
有名なものでは「Google Glass」というメガネがあります。
GoogleGlassをかけて、周りの景色を見ると天気や交通情報などをメガネ上に
表示してくれます。実際にGoogleGlassをかけて生活している様子を撮った
動画をご紹介します。
 ★ https://www.youtube.com/watch?v=JSnB06um5r4

一番活用されているのはスマートフォンのカメラアプリです。
面白い写真が撮れますね!
 ★ https://www.youtube.com/watch?v=lAoNUQQmQys

ARは、ゲームや教育、ちょっとした遊び、医療/パイロット/軍事における高度
でリスクの高い作業をトレーニングするためのツールなど、ARにはいろいろな
利用ケースが考えられる。ほかにも、看板などの自動翻訳、購入前の家具の試し
置き、服やメガネのバーチャル試着など、挙げればきりがない。ぜひ自由な発想
で面白い活用方法が見出されています。

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7月東京 名古屋2.jpg
セ ミ ナ ー 予 定 表
テーマ(目的日時開催場所
主な項目
 多品種少量生産工場の現場改善力強化による
 付加価値生産性向上と利益率UP
未定
 
・生産活動の目的
・生産性向上・リードタイム短縮
・ムダ取り(直接・間接業務)
 若手・中堅社員の自立化と現場力の発揮
未定
・QCサークル活動
・個人目標管理(MBO)
・業務計画による改善活動
 ヒューマンエラー予防7つの対策
 ヒューマンエラー要因4分類と再発防止策
12月20日
(木)
9:30~12:30

12月20日
(木)
13:30~16:30
東京都北とぴあ
8F 807会議室
JR王子駅北口5分
AM/PM連続受講の場合割引特典あり
・再発防止対策と流出防止策
・是正と予防、水平展開
・顧客信頼の品質対策手法
 顧客から信頼を得る3つの品質対策手法
 ロジカルシンキングに沿った正しいなぜなぜ分析
・ヒューマンエラー要因
・ヒューマンエラー予防策
・IOT活用技術
 小規模チームで効果の上がるFMEA/FTA手法
未定 
・工程FMEA
・信頼性設計とFMEA/FTA
・リスクアセスメント
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